細胞検査士の資格

細胞検査士は認定資格

細胞検査士は国家資格ではなく、「公益社団法人 日本臨床細胞学会」が認定する資格となっています。

細胞検査士の資格を取得するには、認定試験に合格する必要があります。

なお、この認定試験には受験資格が設けられており、「臨床検査技師」と「衛生検査技師」の資格を持つ人のみ受けられるものとなっています。

臨床検査技師の国家資格を取るにはいくつかの方法がありますが、まず代表的なものとして、臨床検査技師養成コースのある大学、短期大学、専門学校を卒業して国家試験に合格する方法が挙げられます(なお、衛生検査技師は現在養成されていないため、実質的には臨床検査技師のみ細胞検査士認定試験の受験が可能です)。

そして、臨床検査技師ないし衛生検査技師として、主として細胞診検査の実務に1年以上の従事することで、細胞検査士の受験資格が得られます。

また、細胞検査士養成所あるいは養成コースのある大学の卒業、卒業見込み者も、細胞検査士の認定試験を受けることができます。

臨床検査技師の仕事

合格率は?

細胞検査士認定試験は、毎年1回行われています。

1次試験と2次試験で構成されており、最終的な試験合格率の全国平均は毎年25%程度となっています。

すでに専門的な勉強をしていたり、関連する実務に就いている人が受験する資格試験ということを考えると、難易度はやや高めといえます。

更新が必要

上記の内容のように、細胞検査士は臨床検査技師の資格を持っている人が受験するケースがほとんどです。

そのため、細胞検査士の資格は臨床検査技師の上位資格といわれることも多く、臨床検査技師として働く人が、さらに専門性を深める目的で受験することが多いようです。

細胞検査士の認定資格は5年ごとの更新制となっており、更新のために実務および学会、セミナー、ワークショップ、研修会に参加して所定の単位を得る必要があります。

国際細胞検査士になることもできる

細胞検査士認定試験に合格すると、「国際細胞検査士認定試験」の受験資格が与えられます。

国際細胞検査士とは日本国外で細胞検査士として活躍するために必要な資格であり、認定試験は2年に1回東京で実施されています。

国際細胞検査士資格を取得すると、海外のさまざまな国でも細胞検査士として働くことができます。