パタンナーの勤務時間・休日・仕事は激務?
パタンナーになりたいと考えたとき、自分が望むライフスタイルに合った働き方ができるのか、1日の流れはどのようになるのかが気になるのではないでしょうか。
本記事では、パタンナーの休日や働き方などを紹介します。
パタンナーの勤務時間
勤務時間、休日ともにパタンナーだからといって特別な条件はありません。
勤務先によって多少の差はありますが、始業は9時前後、終業は17時前後で、昼休みも設定されいわゆる一般的なサラリーマンと同様の勤務です。
始業時間や就業時間が変則的な時間帯になっている会社はあまりありません。
ただしこれはあくまでも募集要項に出ている上での話であって、実際には長時間勤務になったり、休日出勤になったりすることも少なくありません。
納期に合わせるために、残業をしなければならないことも多々あるでしょう。
パタンナーの休日
毎週の休日は土日で、祝日がある時はその日も休日というのがほとんどです。
また夏期と冬期にはそれぞれ3日から5日程度の休暇があるというのも標準的です。
これらを合計すると年間休日は120日前後になるので、一般的なサラリーマン勤務と同じ待遇です。
ただし、繁忙期は週休が少なくなる旨が募集要項に記載されている会社もあります。
パタンナーの残業
パタンナーに限らず、ファッション・アパレル業界に関連する仕事では募集要項などを鵜呑みにしないほうがよいでしょう。
洋服の生産は常に事前に計画されたスケジュールありきで進められており、パタンナーも決められたスケジュールの中でパターンを完成させなくてはなりません。
納期に間に合わせるために休日出勤や残業を余儀なくされるケースもあることに留意しましょう。
もしパターン製作が遅れれば、後工程の人たちにも多大な迷惑をかけてしまうため、決められた時間内に何としても作業を終わらせなければならないのです。
パタンナーは忙しい? 激務?
繁忙期や納期前は激務になることも
パタンナーは、自分では作業が順調に進んだと思っても、予期せぬトラブルが起こったり、デザイナーとのイメージの相違で何度もパターンを作り直したりしなければならないこともあります。
また、ブランドの展示会前でたくさんの洋服を作らなければならない時期などは、徹夜作業が何日も続くこともあるようです。
フリーランスであっても、当然請け負う案件には納期が存在します。
急な直しが入ったときなどは、休日を利用して仕事をしなければならないこともあります。
労働条件をきちんと確認しておこう
パタンナーは納期厳守というプレッシャーの中で働くため、「時間に追われてつらい」という気持ちばかりが高まってしまうかもしれません。
また、パタンナーが働く職場の労働条件や職場環境はまちまちです。
きちんと休みがとれるように配慮している企業もありますが、なかには厳しい労働環境の下で身をすり減らす人がいるのも事実です。
一概にはいえませんが、やはり大手企業のほうが残業削減や有給取得などの取り組みには積極的です。
パタンナーの仕事は非常に集中力が求められる仕事なので、休むときはしっかりと休み、気分転換をしながら仕事に向き合える職場を探すことが大切です。
パタンナーの勤務時間・休日のまとめ
勤務先によって多少の差はありますが、始業は9時前後、終業は17時前後で、昼休みも設定されいわゆる一般的なサラリーマンと同様の勤務です。
ただしこれはあくまでも募集要項に出ている上での話であって、納期に間に合わせるために休日出勤や残業を余儀なくされるケースもあることに留意しましょう。
一概にはいえませんが、やはり大手企業のほうが残業削減や有給取得などの取り組みには積極的です。