ミュージシャンになるには? どんなデビュー方法がある?
ミュージシャンになるために必要なこと
決まった道のりはない
ミュージシャンという仕事は、決まりきった方法でなれるという仕事ではありません。
人によっては、つい前日までアルバイトをしていた人が、急に人気音楽番組に出て歌ったり楽器を演奏したりということもあります。
逆に、何年もミュージシャンになろうとして苦労しても、プロとしてデビューすることが叶わないという人もいます。
「こうすれば必ずプロのミュージシャンになれる」という方法はなく、才能や時の運など、さまざまな要素が絡み合ってミュージシャンとしての進退が決まります。
音楽の技術は必要不可欠
とはいえ、ミュージシャンとして成功するためには「音楽の技術」を磨くことは必要不可欠です。
演奏技術の高さはもちろん、自分の音楽を表現できる表現力の高さも求められます。
特別な資格は必要としない
ミュージシャンになるためには、何か特別な「資格」や「学歴」「経歴」を必要とすることは基本的にありません。
音楽大学や専門学校を卒業してミュージシャンになった人もいれば、普通の中学・高校を卒業してメジャーデビューを果たしたミュージシャンもいます。
逆に言えば、決まりきった入り口というものがない分、どのようにして自分の音楽を人々に認めてもらうか、その方法を模索することも重要なポイントになります。
時には「運」も味方につける必要がある
前述のとおり、ミュージシャンとして成功するためには「運」の要素も必要不可欠です。
例えばライブハウスで演奏しているときに観客の中に大手プロダクションの関係者がいて、そのつながりから最終的にメジャーデビューを果たすという道のりもあるかもしれません。
いかに実力が伴うミュージシャンでも、そうした運をつかめなければいつまでも大成できないということは十分に考えられます。
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ミュージシャンのデビュー方法
オーディション
1つ目の方法は「オーディションに参加する」ことです。
オーディションにはレコード会社や音楽事務所、芸能プロダクションなど、ミュージシャンのデビューに関わるさまざまな業界人が参加し、プロミュージシャンの卵を探しています。
優れた技術を披露することができれば、そこから声をかけてもらえる可能性があるのです。
レコード会社等にデモテープを送る
2つ目の方法は「デモテープを送る」ことです。
レコード会社などに自分の音楽を録音したデモテープを送付して聞いてもらうという、より積極的な方法となります。
こうした場所には毎日多くのデモテープが送られるので、自分のテープがいつ聞いてもらえるかわかりませんが、根気強く送り続ければいつかは功を奏するかもしれません。
人脈に頼る
3つめの方法は「人脈に頼る」ことです。
ミュージシャンとして活動していると、さまざまな場面で同業者や業界人とのつながりをもつことができます。
直接デビューにつながる人脈ではなかったとしても、ミュージシャンとしての活躍の場を提供してもらい、そこから新しい人脈を構築してそこからデビューへとつなげていくという道筋もあります。
そのため、ミュージシャンとして成功するためにはコネクションを構築する能力も必要であり、可能な限り幅広い人脈を構築することでデビューへの足掛かりとすることができます。