マンション管理士に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
デスクワークや交渉ができることが必須要件
マンション管理士は、マンションの維持や管理に関して専門知識を有するコンサルタントです。
仕事内容としては、マンションに関する会計や規約の管理、分譲に関する相談・助言などが主だったものです。
その仕事内容のいずれもがデスクワークや交渉事がからみますので、それらが苦手だと勤まりません。
つまり、デスクワークと交渉が苦手でないことは必須条件といえるのです。
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誠実でコツコツがんばれる人
マンション管理士は地味な仕事も多くあります。
一言でいうと「マンション管理組合のサポート」がおもな仕事なわけですから、ひたすら裏方に徹する仕事といえるでしょう。
また、お客さまであるマンション管理組合とは基本的に長期の付き合いになります。
このようなことから、誠実さとコツコツがんばれることが求められるのです。
とくに、管理規約の改定あたりはある部分を変えると、それに関わるすべての規約を見直したり変更したりする必要がありますので、コツコツ地道に探して、漏れやダブりがないようにする必要があります。
ケンカの仲裁が得意な人
マンションは一棟の建物に多数の世帯が住み、利害関係(トラブル)が生じやすい環境にあります。
基本的には何かトラブルがあった場合には管理規約などを確認して対処するのですが、話がこじれはじめると、当事者同士の感情のぶつかり合いになってしまいます。ときに、ケンカのようにさえなるときもあるくらいです。
そのため、そのような状況でも冷静沈着に対処できる方が向いていますし、ケンカの仲裁が得意な方はより適しているといえるでしょう。