マンション管理士の1日のスケジュール・勤務時間や休日についても解説
数多くの客先に向かう
マンション管理士は、営業や打ち合わせなどで、社外の客先に向かうことも多い仕事です。
ここではあるマンション管理士の1日を紹介します。
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マンション管理士の勤務時間・休日
休日出勤は必ずあります
大事なお客様である住民の方たちは、平日お勤めされている方が大半です。
そのため会合や打ち合わせは休日に行われることが多く、マンション管理士にとって休日出勤は当たり前のことだといっても過言ではないでしょう。
しかし不動産業界では水曜日といった週の真ん中に休日を設けることが通例であり、休日出勤の振替を平日に行う制度は広く用いられています。
このことから、休暇日数は他の業種とくらべてさほど低くはないレベルが保たれているといえます。
顧客との契約は年間を通じて行われることがほとんどであり、契約更新月には業務が集中します。
しかし全体で見ると、一時に業務が集中することはほとんどなく、一定したリズムで仕事を行えます。
労働時間はどのくらい?
数多くの組合と契約を交わしているマンション管理士にとって、必要となってくる業務は多岐にわたります。
マンションは建築されてから20年後には外壁塗装に修繕が必要となりますし、給水設備に不具合が生じることもあります。
こうした修繕・改築に関わる予算案を立て、施工業者を選定することももちろん仕事に含まれます。
また日常生活に関する住民トラブルも多く発生するため、柔軟な対応を求められます。
時間外に発生したトラブルを解決するため、残業をして現場に駆けつけることも、ときにはあります。
人々の生活は24時間まわっているため、良好な居住空間を保つには曜日や時間に関わらず対応することがマンション管理士の職務であるともいえるのです。
生活サイクルはどうやって確保するの?
クレームが多く寄せられるマンションにはそれだけ対応する時間も多くなります。
しかし、マンションに在駐する管理人がいる場合には、業務を連携して行います。
一般的に良く間違われてしまうのですが、マンション管理士と管理人とは別々の職種を指しています。
マンションの1階ロビーに設置された受付や詰め所に在駐しているのが管理人ですが、長時間マンション内に滞在しているこの管理人と連携することが業務時間内に効率よく任務を遂行する上では欠かせません。