建設コンサルタントの現状と将来性

復興に関連する公共工事が急増

近年、建設コンサルタントは需要の高い状況が続いています。

優秀な人材を求めて積極的に求人を出している企業も多く、新卒採用から中途採用までさまざまな募集があります。

こうした状況の裏側には、日本で東日本大震災や熊本地震という大規模な自然災害が立て続けに起きたことで、復旧工事に関連する公共事業が非常に多くなっているという事情があるようです。

川に新しい橋をかけ直す事業や津波を防ぐための防波堤を造る事業、崩れた道路やトンネルを元に戻す事業などが今もなお被災地の各所で行われており、たくさんの建設コンサルタントが現場で活躍しています。

建設ラッシュで多忙な業界

また、2020年に開催される東京オリンピックに向けて、新たな宿泊施設や競技場を造ったり、街並みの景観を整えたりする事業も増えてきています。

防災への取り組みや都市計画の事業を支えるスペシャリストである建設コンサルタントは、これからの時代ますますの活躍が望まれているのでしょう。

未経験者の若手の採用や転職者の教育に力を入れている企業も多いので、この職業をめざす人にとってはチャンスが広がっています。

人間にしかできない仕事

建設コンサルタントは、建設に関する調査や事業計画の専門知識を持つアドバイザーとして重要な役割を果たしています。

この仕事は専門性が高く、建設業や地質学に関する幅広い知識だけではなく、予算や工期を組み立てるための計画性や判断力、クライアントの要望を引き出すためのコミュニケーション能力も問われます。

時代の変化とともにさまざまな分野において機械化が進んだとしても、建設コンサルタントの仕事は人間にしかできない仕事して重宝されることとなるでしょう。

もちろん、このような建設技術や研究は日進月歩で進化を遂げていくものなので、最前線で活躍し続けるためには常に最先端の知識を習得するための努力を怠らないことが大前提です。