アイドルの引退後の生活

アイドル引退の三大理由

アイドルを引退する理由としては、大きく分けると3つあります。

結婚や出産で引退するアイドル

まずは、結婚を理由に引退するというパターンです。

アイドルは夢を売る仕事であり、異性のファンにとっては疑似恋愛を楽しめる憧れの存在であることが珍しくありません。

そのため、昔から、結婚して家庭を持つタイミングで引退の決断をする人が多くいました。

真っ先に浮かぶのは、山口百恵さん。

人気絶頂期に21歳という若さで三浦友和さんとの婚約を発表し、引退後はほとんどメディアには登場していません。

家庭を築くことを優先し、それをしっかりと貫く姿勢に引退後も憧れる人は多く、2人の息子さんも歌手俳優として活躍しています。

最近のアイドルでいうと、元「NMB48」の須藤凜々花さんは、2018年に結婚を発表したあと2019年に芸能界を引退しました。

学業や一般人としての生活を優先するアイドル

普通の女の子に戻りたい。

「キャンディーズ」の伊藤蘭さんが残した言葉は今でも語り継がれる名言です。

「モーニング娘。」を脱退した紺野あさ美さんなども、学業に専念するために引退をしました。

紺野あさ美さんはその後、大学を卒業し、テレビ東京のアナウンサーへと転身して話題になったので記憶に残っている人も多いでしょう。

また、「カントリー・ガールズ」で「ももち」という愛称で親しまれた嗣永桃子さんは、幼児教育の道に進むことを目指して2017年に芸能界を引退しました。

芸能界からひっそりと消えていったアイドル

残念なことにアイドルの引退で一番多いのがこのケースです。

人気が落ちてきて、仕事が減り、芸能活動だけでは食べていけなくなる人は数えきれないほどいます。

引退宣言をせずにひっそりと芸能界から去り、時間が経ってから「最近あの人テレビで見ないね」「まだ芸能界にいるの?」と世間から噂されるパターンです。

普通の会社に就職する人もいれば、アルバイトをしながら地方の営業やイベントなど小さな仕事を続けて再ブレイクを目指す人も多くいます。

引退後の芸能生活

最近では所属していたグループを卒業して、第二の芸能人生を歩むアイドルも多く、その活躍の場はさまざまです。

女優や俳優として活躍

アイドル卒業後の道筋として多いのは、女優や俳優への道を歩むパターンです。

「AKB48」の大島優子さん、川栄李奈さんはともにグループ卒業後は女優として活躍しています。

元々は福岡のアイドルとして注目を集めていた橋本環奈さんも、今やドラマや映画に引っ張りだこの人気女優となりました。

年齢制限が発生してしまうアイドルとは違い、歳を重ねても活躍できる俳優への道を歩むのは賢明な選択といえるでしょう。

アイドル時代から俳優への転身を視野に入れて演技のレッスンを受けておくことが大切です。

モデルとして活躍

持ち前のスタイルの良さを生かしてモデル活動に力を入れる人もいます。

「AKB48」を卒業した篠田麻里子さんは「MORE」の専属モデルとして、「モーニング娘。」を卒業した久住小春さんは「CanCan」の専属モデルに大抜擢。

モデルとアイドルの境界線はあまりなく、どちらでも活躍する人が多いのも特徴のひとつです。

最近では人気アイドルグループ「乃木坂46」から女性ファッション誌の専属モデルに転身する人が増えています。

とくに白石麻衣さんや西野七瀬さんは同性からの人気が強く、ファッションモデルとしても強い存在感を示しました。

ママタレントとして活躍

現役引退後に、結婚や出産を経て、ママタレントとして活躍するアイドルもいます。

ブログやさまざまなイベントなどでひっぱりだこで料理本も出したのは、元「モーニング娘。」の辻希美さんです。

同じく元「モーニング娘。」の藤本美貴さんも、若いママを中心に絶大な支持を得ています。

元「カントリー娘。」の里田まいさんも、メジャーリーグで活躍する田中将大投手と結婚し、子育てをしながら主婦業をしています。

海外在住でメディアへの露出は多くありませんが、料理や育児について語られる彼女のブログは子育て中の女性から支持を得ています。

親近感がありながらも憧れの存在となれるかどうかが、ママタレントとしての成功のカギを握るのです。

新しい人生を送る人も

もちろん、アイドルを引退した後に芸能生活を続ける人ばかりではありません。

「安定した職業に就きたい」という思いから企業の正社員として再就職する人もいますし、結婚生活や育児、介護などに専念するために芸能界から去る人もいます。

また、才能さえあればアイドル時代の知名度や人脈を生かしてアパレルブランドや飲食店を起業し、経営者として活躍することも可能でしょう。

数としては少ないですが、政治家に転身するというケースもあります。

世間から顔と名前をよく知られているというのが、政治家としての強みになると考えられています。