秘書の働き方の種類とその特徴

秘書の雇用形態

秘書として働く人の大半は、正社員か派遣・契約社員として働いています。

正社員や契約社員は直接契約を結んで雇用されます。

派遣社員は人材派遣会社と契約を結び、企業とマッチングした先に派遣されます。

雇用形態は各企業の考え方や秘書として働く人がどのような人かによっても大きく変わります。

正社員の秘書

企業と契約する秘書

一般企業などで働く秘書は、複数人のチームで上司をサポートします。

企業と契約を結び、企業の社員として秘書業務を行います。

秘書として採用される人は少なく、もともと企業で事務などとして働いていた人が実力や適性を見込まれ、秘書に異動するケースがほとんどです。

個人と契約する秘書

外資系企業や法律事務所、フリーランスとして働く人の元で働く場合には、個人秘書(私設秘書)として雇い主と直接契約する場合もあります。

基本的には上司に対し自分一人がサポートにつきます。

雇用条件や待遇などはまちまちで、仕事ぶりが評価されれば一般企業で働くのと比べて破格の給料をもらえることもあります。

派遣社員の秘書

派遣秘書の働き方

企業で秘書の仕事をしている人のうち、派遣社員として働いている人は少なくありません。

派遣会社に登録し、秘書を募集している企業で条件に合うところがあれば、3ヵ月や半年程度の期限付きで派遣されて働く形です。

派遣社員から正社員になるのは簡単ではありませんが、「紹介予定派遣」のように、正社員となる前提で一定期間派遣社員として働き、その後正社員に切り替わるパターンもあります。

企業にとっては正社員として雇うよりもコストが抑えられることや、有期限での契約なので忙しい時期だけ雇いたいと考える場合にも好都合といえます。

また、働く側にとっても一時的に働きたい場合や、もし派遣先と合わなかった場合には契約を更新しなくても良い(辞めやすい)などのメリットがあります。

派遣の秘書も正社員と同様の秘書業務を行うことが多いですが、細かな業務に関しては派遣先によってまちまちで、契約時に仕事内容が明示されます。

即戦力を求めるのが一般的であるため、経験者でなければなかなか契約に至らないようです。

派遣社員の秘書の待遇

給料は時給制で1,500円から2,000円程度となっており、ボーナスは普通支給されません。

正社員に比べれば待遇は劣りますが、派遣社員も残業代や休日出勤などは労働基準法の下、きちんと支払われます。

在宅秘書・リモート秘書

近年急速に増えているのが在学秘書やリモート秘書と呼ばれる働き方です。

特にアメリカなどで人気を集めている働き方で、オフィスに出社せず、自宅や地方にいながらにして秘書の仕事をリモートやオンラインで行う人のことです。

雇用形態は、もともと社員として働いていた人が在宅で仕事をするだけでなく、在宅秘書やリモート秘書専門のサービスを行う企業に登録して働くこともできます。

育児や介護などさまざまな理由があり実力がありながらも正社員として働くのが難しい人や、地方にいながらにしてスキルアップしたい人などを中心に人気を集め、一般の秘書を雇うよりも安くサービスを利用できることから、中小企業や個人事業主などが利用するケースも増えてきています。