ホールスタッフのつらいこと、大変なこと、苦労
お客さまからのクレーム
料理やサービスに難があった場合、直接的な責任がホールスタッフになかったとしても、お客さまからの苦情の矢面に立たなければいけないのがホールスタッフです。
大ごとになれば店長が最終的にお客さまの対応に当たりますが、正社員ホールスタッフであればある程度のクレームには対応できなければいけません。
筋道の通った苦情であれば対処がしやすいですが、理不尽な苦情の場合、いかに上手にクレーマーの怒りを沈めて、店の評判を落とさないようにするかに苦心します。
最近ではインターネットを通じて悪評が広まりやすいため、ホールスタッフのクレーム対応が店の命運を左右すると言っても過言ではありません。ホールスタッフは大きなプレッシャーを抱えるでしょう。
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夜型の生活リズムになりやすい
正社員ホールスタッフの場合、ピークの曜日や時間帯に勤務することが前提となります。
店の営業形態にもよりますが、深夜まで営業している店の場合夜間勤務が続くことになり、生活リズムが夜型になりやすいという大変さがあります。
また昼の11:00から夜の0:00まで営業している店の場合、ランチのピークタイムから、ディナータイムのピークタイムまで、3時間を休憩時間とした実働8時間として正社員をひとりのみ配置するのが一般的です。
拘束時間が長い上に毎晩遅くまで業務に就くことになるため、夜型の生活になってしまうのが難点です。
体調管理が大変
ホールスタッフは立ち仕事です。お客さまがひとりでもいる限り、座って待機することはできません。
8時間も立ちっぱなしでいるために脚がむくんでしまったり、腰痛を抱えていたりと、身体的な問題が起きてしまうホールスタッフも少なくありません。
また店のまかないが支給されるのは経済的には助かりますが、外食特有の野菜不足や塩分過多が心配です。
体調管理のため、まかないは食べずに手作り弁当を持参するホールスタッフもいます。