ホールスタッフの1日のスケジュール・勤務時間と休日についても解説

ホールスタッフの1日

ホールスタッフの仕事は勤務先の営業形態によって異なりますが、ここでは複数店舗を経営する成長企業の中規模フレンチレストランで、正社員ホールスタッフとして働く人の1日を見てみましょう。

11:00
出勤。12:00の開店に向けて、すでに出勤しているキッチン担当者と本日の予約の確認。

テーブルセッティングなどのチェックをし、レジをオープンする。

11:30
出勤してきたランチタイム担当のアルバイト3名と挨拶。
12:00
ランチ営業開始。予約の2組が来店。40代半ばの女性3人グループと、若いカップル。女性グループは席のみの予約のため、メニューを渡して質問に答える。

カップルはプリフィックスランチコースを予め予約しているため、アルバイトに接客を任せる。

12:30
客足が伸び始めて、店内の半分以上の席が埋まる。

席に案内し、メニューを渡し、頃合いを見て声をかけ、オーダーを取る。オーダーマシーンは使わず、伝票に料理を記入していくスタイル。

13:00
店内の4分の3の席が埋まり、キッチンが大忙し。アルバイト1名には完全にドリンクのオーダーと配膳を任せ、自分を含めた3名で料理の注文と配膳に回る。

ソムリエ資格を持っているため、ワインリストからのオーダーにはアルバイトではなく自分が対応する。

14:00
料理が行き渡り、オーダー状況が落ち着いたため、店内に目を配りながら新入りアルバイトに気がついた点を指導。

とくに、忙しい状況でも焦ったり、オーダーを急かすような素振りを見せてはいけないと忠告。

15:00
ピークタイムが去り、食器を下げる。男性アルバイトにキッチンに入って食器洗浄機の管理をしてもらうように頼む。
16:00
ランチタイム終了。休憩。まかないを食べる。
17:30
キッチン担当とディナータイムの予約について確認。
18:00
ディナータイム開始。ディナータイム担当アルバイト4名が出勤してくる。挨拶をして、本日の予約について確認。
18:30
予約の3組が来店。ランチタイムと同じ要領でホールを回していく。
20:00
アルバイトから、あるお客さまがプリフィックスコースの内容を一部変更してほしいと要望がある、と相談を受ける。

当該テーブルに赴き、お客さまと内容について話す。

21:00
退勤時間だが、店の状況がまだ落ち着かないため、残業をして手伝いをする。
22:30
営業終了。レジを締め帰宅。

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不規則になりがちな勤務時間

朝9時に開店して、夕方6時に閉まる飲食店は稀ではないでしょうか。

小規模の個人経営カフェであればありえるかもしれませんが、正社員のホールスタッフを雇用するような飲食店であれば、閉店時間が深夜0時を回るのは普通のことです。

この場合、アルバイトを含めた他のホールスタッフと協力してシフトを組むことになりますが、正社員はアルバイトよりもフレキシブルな勤務体制を求められるのが一般的です。

忙しい時間帯(コア)になるべく正社員を配置しようとするため、その店のコアの時間帯や、曜日によって出勤時間は異なるでしょう。

結果、午後から深夜までの勤務が続くこともあります。コアの時間帯がランチの飲食店でない限り、夜早めに帰宅できる正社員は少ないでしょう。

労働時間は勤務先により異なる

1日の労働時間自体はもちろん法律によって上限が定められていますが、サービス残業であれば超過労働の事実が明るみに出ないため、何時間でも残業できてしまいます。

このため、飲食店正社員の待遇には時間外手当が含まれていないのが一般的です。

割り当てられたシフト時間での勤務が終わっても、店自体が忙しければ居残って手伝う機会が発生します。

こうした機会がどれだけあるか、どれだけ慣習化されているかで、労働時間は大きく異なってきます。

飲食店正社員の場合ある程度のサービス残業は覚悟しなければいけませんが、あまりに長時間のサービス残業を強いられることがないか、入社以前にインターネットなどで調べてみるのもいいでしょう。

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休日は少ないものと覚悟

世間の休日は飲食店の繁忙期です。土日祝日は通常は出勤になると考えていいでしょう。

もちろん平日に休日を取ることができますが、祝日に出勤が多いことから、年間休日数は一般企業勤務の人に比べて少ない傾向にあるようです。

母体企業のポリシーによっては、GWの代替休日としてまとまった休日が取れたり、夏期休暇、年末年始休暇がある場合もあります。

しかし繁忙期として出勤が必須となり、特に大体休日が用意されていない企業や店もあるでしょう。

休日は個別に大きく差が出る部分のため、休日体制に納得して働ける勤務先を探したいところです。