画家のやりがい・楽しさ・魅力
画家のやりがい・楽しさ
作品が完成したとき
画家のやりがいのひとつは、作品が完成したときの達成感です。
美しい景色を描いたり、モデルの一瞬の表情を写し取ったり、自分の心に浮かぶイメージを抽象的に描いたりと、画家によって描く対象はさまざまですが、何かしら強い欲求に突き動かされて、描き始めます。
対象となる景色やモデルを通して、自分の理想とする作品を生み出す作業は、楽しいときばかりではありません。
思い通りに表現できないときや、何度描き直しても納得のいく仕上がりにならないときもあります。
ときには、途中で投げ出してしまいたくなることもありますが、画家は一人仕事なので、いつも自分で自分をコントロールしながら描くしかありません。
ひとつの作品が仕上がるまでは、時間と労力がかかります。
ですが、自分の思いをこめた作品が完成したときの喜びは、何物にも代えられないほど大きいものでしょう。
作品を発表したとき
どんなに素晴らしい作品を仕上げても、誰にも見てもらえなければ、単なる自己満足で終わってしまいます。
プロの画家であれば、作品を発表することが目標のひとつになります。
個展で作品を発表すれば、評価されることも酷評されることもありますが、個展は自分の作品がどのように思われているのか、客観的な意見を聞くことができる貴重なチャンスです。
作品を発表し、多くの人に見てもらえたとき、画家としてのやりがいを感じることができるでしょう。
作品が喜んでもらえたとき
自分の作品が評価されたときも、画家としてのやりがいを感じる瞬間です。
たとえば、コンテストで大賞をとったり、自分の作品を画廊が買い上げてくれたりすれば、大きな喜びを感じるでしょう。
しかし画家にとって何よりも一番うれしいのは、自分の作品を自宅に飾り、大切にしてくれる人がいることです。
自分の作品に感動してくれる人がいる、ということが、画家として最もやりがいを感じるときなのかもしれません。
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画家の魅力
自分を表現する喜び
画家は、何かを表現したい人ばかりです。
ものづくりをしたい人や何かを表現したい人にとって、自分の気持ちや美しい風景などを、自分だけの技法や表現方法で描き上げることは、何よりも魅力的といえるでしょう。
また自分が作り上げたものが他の人に評価されること、自分の好きなことを仕事にしてお金をもらえるということは非常に大きな魅力といえます。
後世に残る仕事
絵画は、美術品として自分が亡くなったあとも一生残り続けるものです。
また画家は知名度が上がり人気となったり、世界的な評価を受けたりすれば、後世に名を残すこともでき、作品の価値が上がれば大きな金額を得られる仕事です。
自分の作り上げた作品が時代を超えて多くの人の心を動かしたり、たくさんの人に評価されたりすることは、画家にとって大きな魅力であるとともに、高額な収入を得られることも魅力のひとつでしょう。