電車運転士の求人・採用の状況は?

電車運転士の就職先にはどんなところがある?

「平成24年就業構造基本調査による雇用者数」によると、電車運転士としての雇用されている人は、全国で約4万3100人います。(新幹線などの運転士も含む)

こうした人たちは、JRグループをはじめ、大手私鉄・準大手私鉄・地方私鉄・第三セクター鉄道などで働いています。

このほかには、地下鉄や路面電車・モノレール・新交通システムなどでも運転士が働いています。

電車運転士の求人の状況

JRや私鉄の大手鉄道会社では、定期的に鉄道現業職の社員採用が行われています。

運転士になるには駅や電車での業務経験が必要ですが、ここ最近は団塊の世代の運転士がこぞって退職していることなどから、若手を早くから積極的に育てたいという傾向にあると言われています。

ただし、赤字によるコスト削減が命題となっている会社も多く、募集人員が劇的に増えるといったことは考えにくいようです。

現業職の就職は高卒者がかなりの割合を占めており、鉄道会社から各高校へ求人情報が届きます。

ただし、過去に採用実績がない高校、進学校で就職者がほぼ皆無の高校等には届かないことが多いため注意が必要です。

電車運転士の就職先の選び方

高校生の就職は基本的に学校を通さないと応募できないため、学校に求人情報が来た鉄道会社の中から選ぶことになります。

もし高校からの就職が難しいようであれば、専門学校や大学に進学し、鉄道会社への就職を目指すことになるでしょう。

ただし、電車運転士を目指す場合の「鉄道現業職」としての採用率はぐっと低くなりますので、各鉄道会社の求人をよく見比べ、運転士を目指せるコースを選ぶ必要があります。

また、特定の電車や路線、新幹線などを運転したい場合は、それらを所有する鉄道会社を選ぶ必要があります。

電車運転士の志望動機・面接

電車運転士を目指す人は、ほぼ100%電車が好きな人です。

幼いころから電車運転士に憧れていたという人も非常に多くいます。

そのため、ただ電車や運転士に対する熱意だけでなく、理想の運転士像や、会社にどのように貢献したいかなどさまざまな角度からアプローチするのがよいでしょう。

また、運転士を目指す際には必ず駅員や車掌を経験するため、お客さまに対する思いやサービス業への関心を志望動機や自己PRに盛り込むのも有効です。

電車運転士の志望動機と例文・面接で気をつけるべきことは?

就職先はどのように探したらいい?

鉄道科や鉄道コースのある専門学校に進めば、高校と同じように鉄道会社からの求人情報が届きますが、高卒に比べると数が少ないため受験前に就職状況をしっかり確認しておく必要があります。

また、大学生の場合は高校や専門学校と異なり、自分で鉄道会社の採用情報をチェックしてエントリーする流れが一般的です。

ただし、前述したように現業職は高卒者がほとんどで、特に大学生が鉄道会社へ就職する場合は「幹部候補」としての採用が一般的となっています。

近年では大卒者の現業職採用も少しずつ増えてきていますので、大卒者が運転士になれる可能性がないわけではありません。