面接対策まとめ(読了時間:9分42秒)

就活の採用・不採用は、エントリーシート、筆記試験、面接で決まります。

中でも、面接は合否を決める上で重要な判断基準となります。

面接についての基本を理解し、注意点をしっかりと把握しておきましょう。

面接で押さえておきたいマナーとは?

面接ではマナーが重要とよく言われます。

面接会場に入室してから退室するまではもちろんのこと、受付や待ち時間、退室後の態度も見られていると考えましょう。

敬語の使い方やおじぎの仕方を練習しておくことも大切ですが、マナーに気を遣うあまり動作や話し方がぎこちなくならないよう注意が必要です。

最低限のマナーに気をつけた上で、明るくはきはきとした印象を与えることがとても大切です。

面接で重要になる自己アピールや志望動機といった本質の部分に力をかけられるよう、マナーについては頭に入れておき、自然にできるようにしたいものです。

面接の練習はどのようにしたらいい?

面接での質問は企業によってまちまちなので、面接の練習をしても意味がないと言われることがあります。

しかし、面接の一通りの流れを頭に入れ、伝えるべき言葉を整理しておくためにも、実際に練習しておくことはとても大切です。

面接本番を想定して、入室から退室までの流れを自分1人でまずはやってみましょう。

慣れてきたら、就活生同士で面接官役を担当するなどして模擬面接をやってみましょう。

他にも、就活スキルセミナーを活用して面接ノウハウを確認するのもひとつの手です。

面接の練習をしておくことで、1社目の面接から落ち着いてのぞめるはずです。

面接までの準備はどのように進める?

面接の準備はエントリーシートを送る前から始まっています。

自己分析を行う中で、自分の強みや弱みが明確になっていくはずですが、それこそが面接で伝えるべきアピールポイントの核になっていきます。

また、企業研究を通じて、面接で聞かれそうな質問と、質問に対する答えを用意しておくことができます。

エントリー後、面接の日時が決まったら、会場までの交通手段や当日の持ち物をよく確認しておきましょう。

企業ホームページや会社説明会で配布された資料に改めて目を通し、面接当日に備えておくことが大切です。

入室から退室までの流れを把握しよう

面接会場に入室するときは、ドアが閉まっていればノックするのがマナーです。

ノックは3回、コン・コン・コンとゆっくり叩きます。

2回のノックは「トイレノック」と呼ばれ、失礼にあたりますので注意が必要です。

「どうぞ」と声がかかったらドアを開けて入室し、「失礼します」と挨拶をしましょう。

椅子に座る前に、椅子の横に立ち、氏名と大学名を述べたのち「よろしくお願いします」と挨拶します。

「おかけください」などの声がかかったら「失礼します」と言って座りましょう。

面接では、まず自己紹介を求められるケースが少なくありません。

明るくはきはきとした話し方に気をつけて、簡潔に自己紹介をしましょう。

面接での質問は7〜8項目程度のことが多いと言われています。

中でも、志望動機と自己PRは重要度の高い質問ですので、前もって答えを用意しておくことが大切です。

「面接は以上です」と言われたら、椅子から立ち上がり「ありがとうございました」と述べて一礼します。

ドアを開ける前にドアの前で再度向き直り、一礼しましょう。

面接でよく質問されることとは?

面接で質問されることは企業によってさまざまですが、王道パターンもあります。

応募者のパーソナリティを知る質問は定番です。

たとえば、長所・短所や強み・弱み、休日の過ごし方などは、パーソナリティを知るための質問です。

企業とのマッチングを判断するための質問も頻出です。

志望動機や入社後にやりたい仕事、働く上で大切にしていることを聞かれたら、マッチングを見ていると考えましょう。

適性を知るための質問をされることもあります。

希望職種や大学での研究内容について聞かれたら、入社後の配属を決める際の参考のために聞いている可能性があります。

面接で自己紹介するときのコツとは?

面接開始時にアイスブレイクを入れる意味で、まず自己紹介を求めるパターンがよく見られます。

面接官は自己紹介から、その学生の性格や人柄を知りたいと思っています。

氏名、大学名、学部学科に続けて、学生時代に力を入れてきたことや趣味の紹介など、自分のことを知ってもらうための話題を盛り込みましょう。

そして、最後に仕事に対する意気込みや目指す社会人像といった、意欲を伝えて締めくくるとよいでしょう。

自己紹介では話す内容だけでなく、話し方や表情も見られています。

簡潔に話せるよう練習しておき、明るく元気な話し方ができるようにしましょう。

面接で自己PRするときのコツは?

自己PRは面接でとても重要な山場です。

企業は自己PRから、応募者の能力、長所や強み、コミュニケーション能力などを知りたいと考えています。

自己PRはまず結論を述べ、続けてそう言える理由を述べます。

そして、根拠となるエピソードを紹介し、その強みを仕事にどう活かせそうなのかを話しましょう。

話の要点を分かりやすく整理しておくためにも、話す順序を決めておくことが大切です。

面接で志望動機をどう伝えたらいい?

志望動機を聞く理由としては、やりたいと思っている仕事が入社後にできそうか、志望度がどのぐらい高いかを知るためです。

志望動機を述べるときは、まずやりたいこと・取り組みたい仕事を述べます。

結論を述べた後で、なぜその仕事がしたいのか、根拠を述べていきます。

そして、「その仕事を御社でできると思い、志望いたしました」と締めくくります。

競合他社ではなくその企業でできると考えた、というところがポイントになりますので、十分に企業研究をしてくことが重要になります。

面接で長所・短所を聞かれたときの答え方は?

面接で長所と短所を聞かれたら、長所と短所が表裏一体の関係になるように答えるのがコツです。

長所も行きすぎれば短所になることがあることを、客観的に理解していることが伝わるからです。

また、長所や短所が仕事とどう関わるのか、話の落としどころを考えておくことも重要です。

長所を仕事でどう活かそうと思っているのか、短所をどう改善したいのか、といった結びつけ方をするといいでしょう。

面接で趣味や特技を聞かれたときの答え方は?

面接で趣味や特技を聞かれるのは、人柄を知るための材料になることと、ストレス解消法があるかどうかを知るためです。

単に趣味を答えるだけでなく、なぜ好きになったのか、きっかけとなるエピソードも伝えるようにしましょう。

さらに一歩進んで、趣味や特技を通して長所をアピールできれば、とても効果的な答え方になります。

公共良俗に反する趣味やギャンブルなど明らかに印象の良くないものを除き、趣味や特技はどんなものでもいいので、自信を持って伝えるようにしましょう。

面接で効果的な逆質問をするには?

面接では、学生から面接官に質問を投げかける「逆質問」が設けられることがあります。

入社後に働き始めてからのことをイメージできる質問をすることで、意欲をアピールすることにつながります。

また、自分の長所を活かせるかどうかを聞いてみることで、長所をアピールすることにもつながります。

ただし、調べればすぐに分かることや、意欲が疑われるような質問、相手が答えづらいような質問は避けましょう。

面接時の服装・靴や持っていくカバンの選び方とは?

面接での身なり非常に重要です。

面接の案内に「普段着でお越しください」などと書かれていない限り、リクルートスーツを着て行くのが鉄則です。

靴は男女ともに黒色で、女性の場合プレーンパンプス、男性はストレートチップの革靴を選びます。

カバンはいわゆるビジネスバッグですが、A4サイズの書類が入るサイズのものを用意すると、提出書類や受け取ったパンフレットなどを持ち帰りやすかったりします。

面接時の髪型、髪色、メイクはどうしたらいい?

面接時の髪型は、男性は黒の短髪、女性で長い髪の人は後ろで1つに結びましょう。

髪が顔や目にかかっていると暗い印象を与えることがありますので、しっかりと表情が見えることを確認しておきましょう。

女性のメイクは社会人としての身だしなみの1つとされています。

唇と眉が印象を左右しやすいポイントです。

あまり赤みの強い口紅は避け、マットタイプで光沢が少ないものを選びましょう。

眉は太すぎるときつい印象になり、細すぎると疲れた印象を持たれやすくなります。

5ミリ以上の太さを目安に、自然なカーブの眉を描くようにしましょう。

私服で面接に来るよう案内されたときは?

就活の面接でも、ときどき私服で来るよう案内されることがあります。

その場合、一般的にオフィスカジュアルと呼ばれるジャケットパンツスタイルで行くのがいいでしょう。

あまり派手な色や奇抜なデザインのものは避け、さわやかな印象を与えるシンプルなコーディネートを目指しましょう。

なお、本当にスーツでなくてもいいか迷った末、リクルートスーツを着ていく人がいますが、案内をきちんと読んでいないと思われる可能性があります。

私服を指定されているのであれば、リクルートスーツで行くのはNGと考えましょう。

面接の持ち物を確認しておこう

面接の持ち物で最も忘れてはいけないのは、当日の提出物です。

履歴書を当日提出することになっているのであれば、絶対に忘れてはいけません。

また、交通費を支給する企業もありますので、認印も忘れずに持って行きましょう。

面接当日はちょっとしたハプニングでも気が動転してしまうことがあります。

突然雨が降ったときのための折りたたみ傘や、スマートフォンを充電できるモバイルバッテリーを持って行くと安心です。

女性の場合はストッキングの予備など、もしものときに備えて持っておくと安心なものはそろえておきましょう。

面接で緊張してしまったときの対処法は?

面接で適度に緊張しているのは悪いことではありません。

しかし、あまり緊張し過ぎてしまうと表情が硬くなってしまったり、本来の力を発揮できなかったりする恐れがあります。

そこで、面接の待ち時間は深呼吸や座ったままできる軽いストレッチで緊張を和らげましょう。

面接中に思わぬ質問を投げかけられて急に緊張が高まってしまったら、他の学生が緊張していた様子をイメージして気持ちを落ち着けましょう。

面接官から「緊張していますか」と聞かれたら、無理に「緊張していません」と言わず、「第一志望なので緊張しています」など素直に答えたほうが好印象を与えることもあります。

面接で失敗してしまったと感じたら?

面接中や面接後に、手応えが全く感じられなかったり、受け答えが良くなかったのではないか、と気になったりすることがあるかもしれません。

しかし、反対に面接が「うまくいった」と安心しているときに限って、結果は不合格だったりするものなのです。

面接の結果は待つしかありませんので、失敗をいつまでも引きずらず、気持ちを切り替えて次の面接に備えましょう。

案外、自分では失敗だったと思っていても、合格の連絡が来ることだってあるのです。

面接に関する電話連絡の仕方とは?

面接の日程連絡や辞退、キャンセルなどの用事で連絡する場合、面接まで日にちがなければ電話で連絡しましょう。

電話は会社の営業時間内にかけ、昼休みや夜間の時間帯は避けましょう。

電話はマナーを守ることも大切ですが、用件を簡潔に、はっきりと伝えることも重要です。

採用担当者の方々は忙しいことが多いので、余計な時間を取らせないようにしましょう。

面接後にお礼状やお礼メールを送るときの注意点とは?

面接後にお礼状やお礼のメールを送ったほうが印象が良いと言われることがありますが、必ずしも送る必要はありません。

また、送ったかどうかが採否に関係することも、まずないと思っておいたほうがいいでしょう。

面接中に印象的な言葉をかけていただいたなど、個人的にお礼をしたい気持ちがあれば、お礼を送ってもいいでしょう。

メールでやりとりしてきた相手ならメールで、役員など直接やりとりしたことがない方に対してはお礼状といったように、相手に合わせて使い分けるのがポイントです。

面接当日に遅刻してしまったら、どう対処すればいい?

面接当日の遅刻は避けるべきですが、万が一遅刻してしまいそうな場合、できるだけ早めに電話で連絡しましょう。

面接会場に着いたら、第一声は「遅刻してしまい大変申し訳ございません」とお詫びすべきです。

遅刻したことが大きなマイナスポイントであることは間違いありませんが、遅刻したという一点で不採用にするかどうかは企業によって異なります。

面接後は、遅刻したことへの謝罪のメールを改めて送り、お詫びの気持ちを伝えましょう。

面接対策には多くのポイントや注意点がありますが、根本的な部分は「相手への敬意」「意欲」が伝わるかどうかがカギを握っています。

迷ったことが出てきたときは、目上の方々に対して失礼がないか?熱意が伝わるか?という点をチェックしてみましょう。

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