面接の準備の仕方
面接で聞かれる質問や求めている人材像は企業によってまちまちなので、当日その場で考えて答えるしかない、というわけです。
しかし、このような行き当たりばったりの取り組み方では、内定を逃してしまう恐れがあります。
面接当日を迎えるまでの間、準備をどのように進めたらいいのか確認しておきましょう。
エントリー前の面接準備とは?
面接準備はエントリー前から始まっています。
応募する予定の業界や企業がまだ決まっていないとしても、自己分析は進めておかなくてはなりません。
自己分析はエントリーシートを記入する際にも役立ちますが、実は自己分析そのものがすでに面接準備なのです。
面接で見られるのは「あなた」自身です。
どのような人物で、どんなことを考えているのか、物事をどのように見ているのか、といったことを面接官は見ています。
その場で何か気の利いたことを言おうとしても、何も準備していない状態ではなかなか言葉が出てこないものです。
まずは自己分析を通じて自分の強みや弱み、アピールポイント、仕事を通じてどのように自己実現していきたいか、といったことを明確にしておく必要があります。
こうして挙がってきた自身の特徴こそが、面接で話すべき内容の「核」となるのです。
エントリー後、面接当日までの準備とは?
応募する企業が決まり、エントリーや会社説明会といった過程を経ている段階で、いよいよ面接に向けての本格的な準備が始まります。
最もやっておくべきことは「質問に対する答えを用意しておく」ということです。
ここでは企業研究が役に立ちます。
企業は自社の事業目的や経営理念、社風にマッチした人材を採用したいと考えています。
どのような会社なのか詳しく知っておかなければ、求められている人材像も見えてきません。
思いつく限り、まずは順序や優先度に関係なく、想定される質問とその答えを書き出していきましょう。
その中から、志望動機や自己アピールといった重要度の高い質問項目にあたるものをピックアップし、想定問答集を作っていきます。
また、「何か質問はありますか」という、いわゆる逆質問を受けた場合の質問内容も、この段階で考えておく必要があります。
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面接当日、出発前にやっておくべき準備とは?
面接前日と当日朝、最終確認としてやっておくべき準備があります。
エントリー先の企業から面接の案内メールが届いているはずですので、改めて読み返しておきましょう。
しっかり確認したから大丈夫と思っていても、会場の場所や開始時刻、当日の持ち物を見落としていたり、思い違いをしていたりする可能性があるからです。
企業のWebサイトや会社説明会で受け取った資料を改めて見返しておくことも大切です。
当日朝に確認したばかりのことについて、偶然にも面接で質問された、といったことはめずらしくありません。
面接会場までの交通手段や発着時刻も、念入りに確認しておき、万が一電車が遅れるなどのトラブルが発生しても対処できるようにしておきましょう。
この記事のまとめ
面接の準備は、実は面接の数か月前から始まっています。
準備しておくべきことも盛りだくさんですので、計画的に進めることが重要です。
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