面接でのマナー

面接は就活の大部分を占めるとも言える重要な選考過程です。

面接でのマナーも採用・不採用に大きく影響しますので、マナーについて知っておくことはとても重要です。

面接で押さえておきたいマナーについて確認していきましょう。





面接でのマナーは入室前と退室後も見られている

面接でのマナーと聞くと、面接会場に入室してからのことをイメージしがちですが、実は受付や待ち時間、さらには面接が終了してからの退室後の態度や行動が非常に重要です。

面接中は誰しもが緊張し、失敗のないように細心の注意を払っていますので、マナーに大きな差がつくことはあまりありません。

ところが、入室前の緊張した状態や、退室後の緊張から解放された状態のとき、つい「素」の部分が出てしまいやすくなるのです。

入室前に緊張をほぐそうと周囲の学生と喋ったり、退室後にだらけた態度を取ったりしてはいけません。

そういったところも見られている、というつもりで気を配ることが大切です。

面接での話し方も重要なマナー

面接でのマナーは、たとえば敬語の使い方やおじぎの角度といった細かな点に注目されやすいところがあります。

しかし、面接担当者が最もよく見ているのは「明るさ」や「笑顔」「人当たりの良さ」といった、人物に関する点なのです。

質問されたことに対して明るくはきはきと答え、笑顔で応じることや、感じの良い対応ができることは、何物にも勝るマナーと言えるのです。

反対に、就活ノウハウでよく言われているような、おじぎの角度やノックの回数が正しくできていたとしても、元気がなく暗い印象を与えてしまったら、内定を獲得できる確率は大きく下がってしまいます。

「この人と一緒に働きたい」「クライアントに会わせても恥ずかしくない」と思ってもらえれば、マナーの8割は達成できていると考えることさえできるのです。

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マナーを意識するあまりぎこちなくならないように注意

ときどき、面接でのマナーを完璧に守ろうとするあまり、動作や話し方がぎこちなくなってしまう人がいます。

マナーを守ることはもちろん大切ですが、マナーに気を取られすぎてしまうと本末転倒になる場合があります。

ぎこちない振る舞いは自信のなさとして映ることがありますし、たとたどしい話し方では熱意が伝わらない可能性があります。

マナーをきちんと守りつつ、効果的な自己アピールや相手に伝わる志望動機といった本質的な部分に力をかけるためにも、マナーについてはしっかりと頭に入れておき、繰り返し練習しておくべきなのです。

この記事のまとめ

面接でのマナーは面接中の一挙手一投足というよりは、誠実さや熱意をしっかりと伝えるための前提となるものです。

マナーを守ることの重要性を理解しながらも、マナーに振り回されてしまわないように注意しましょう。

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