面接の練習方法
どんなに筆記試験やSPIで高得点を獲得しても、面接でパスしなければ内定は勝ち取れません。
面接の本番を迎える前に、練習しておくにはどうしたらいいのでしょうか。
まずは文字化すること!台本づくりのつもりで書き出そう
面接で聞かれる質問は企業によってちがいますので、練習は必要ないと言う人もいます。
しかし、言葉を整理し、自信を持って本番にのぞむためにも、練習はしておいたほうが安心です。
自分の強み・弱みや自己PR、趣味や特技、学生時代に力を入れたこと、志望動機といった、多くの企業で共通して聞かれると予想される質問については、答えを書き出しておきましょう。
書き出すことで言葉が整理され、記憶にも残りやすくなります。
面接で大切なポイントの1つに、自分の言葉で話すということが挙げられます。
就活ノウハウなどに書かれている借り物の言葉ではなく、自分の言葉になっていることが大切なのです。
自分の言葉というのは、その場で思いつきで言えるものではありません。
はじめは台本づくりのつもりで、面接の一通りの流れをイメージして問答を書き出してみましょう。
就活生同士で面接練習をしてみよう
面接の「台本」が完成すると、書き出した台本を一字一句覚えようとする人がいますが、これはお薦めできません。
実際にしゃべってみると分かるはずですが、文字で書かれた言葉をそのまま読み上げても、たどたどしく不自然な話し方になりがちなのです。
そこで、整理した言葉を面接本番用に慣らしていくために、就活生同士で面接練習をしてみましょう。
まずは自分1人で自宅の部屋で練習し、本番と同じように入室から退室までの流れを確認しておきます。
だいたいの流れがマスターできたら、次に他の就活生に面接官役をやってもらい、模擬面接を行うのです。
恥ずかしさもあるかもしれませんが、本番と同じつもりで練習しておくことで、とくに1社目の最初の面接の緊張度が全く違います。
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就活スキルセミナーを活用しよう
就活スキルセミナーとは、就活セミナーの1つとして開催されるセミナーのことです。
エントリーシートの記入方法や履歴書の書き方、さらに面接ノウハウについてのレクチャーを受けることができます。
ある程度準備してから受講すると、知識が整理されたり準備した内容を振り返ったりできる効果が期待できますので、機会があれば参加してみるといいでしょう。
セミナーは参加する意味がない、といったことを言う人もいますが、自分で準備を進めた上で受講すれば、それなりに得るものはあるはずです。
この記事のまとめ
面接練習で重要なことは、頭の中でイメージすることだけに終始しないことです。
実際に手を動かして書き出したり、声に出して練習したりといった実践に移すことが大切です。
1社目の最初の面接がうまくいけば、その後の面接への自信につながりますので、しっかりと練習しておきましょう。
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