エンタメ系の仕事の種類(18選)

映画や音楽、ゲームやアニメ、マンガ、動画サイト。

子どもから大人まで、多くの人の心を癒し楽しませてくれるのが、エンタメの世界です。

「時間を忘れて夢中になってしまった」「人生のバイブルになる作品に出会えた」という経験がある人も、決して少なくないでしょう。

そんなエンタメの作品に関わる仕事は、若い世代から高い人気を誇ります。

どのような仕事があるのか、「映画」「音楽」「ゲーム・アニメ・マンガ」「動画サイト」の4つのカテゴリーに分けて見ていきましょう。





映画業界の仕事

まずは、邦画から洋画、アニメ映画までさまざまな作品を生み出している映画業界の仕事です。

この業界を引っ張っていく存在といえるのが「映画監督」です。

映画の企画や撮影、編集など、全ての過程において指示を出し、作品の方向性を定めます。

しかし、多くのケースでは、映画監督が実際に脚本を書いたり演技指導をしたりするわけではありません。

実際に物語を作るのは「脚本家」、演技指導はもちろん舞台セットや小道具を含めた演出を決めるのは「演出家」の仕事です。

こうした映画の制作と同時進行で、どこの劇場で上映するか、どんなイベントや来場キャンペーンをするかを考えなければいけません。

この宣伝や観客動員のスペシャリストとして「映画宣伝」のチームが活躍します。

映画に携わるスタッフが、それぞれの役割を果たすことで、名作を世に送り出すことができるのです。

エンタメのなかでも、とくに「映画が好き」という人にとっては、やりがいに満ちた仕事となるでしょう。

映画監督

映画監督

映画監督は、映画を撮影する上で、あらゆる決定権と責任を持つ立場です。

脚本家との打ち合わせや俳優への演技指導、撮影スタッフへの指示出しなど、あらゆる製作過程に深く関わりながら作品の方向性を決定します。

かつては長い修業期間が必要とされていましたが、近年は撮影機材の低価格化やインターネットの普及などによって、自主制作の映画をプロデュースしやすい環境が整いつつあります。

若手監督の活躍が期待されている業界です。

脚本家

脚本家

脚本家とは、映画やテレビドラマ、演劇、ゲームなどの脚本を書く人のことで、「シナリオライター」と呼ばれることもあります。

脚本を書く際には、まずストーリーや登場人物を設定し、そこにセリフや心理描写、登場人物の動きなどを加えます。

監督やプロデューサーなど各方面の関係者との打ち合わせも重要であり、作品のコンセプトに沿った脚本を仕上げていく必要があります。

演出家

演出家

演出家とは、ドラマや映画、舞台などにおいて、照明、音楽、舞台装置、演技指導などの演出を手がける仕事です。

作品を作る際の総責任者であり、俳優の演技や音楽、照明、美術、カメラワークに対して指示を出し、より効果的な脚色を加えて作品の世界観を作り上げていきます。

演技や舞台芸術に関する知識はもちろん、高い指導力や表現力、脚本解釈のための想像力なども求められます。

独自の世界観や感性が要求されるため、日頃から多くの作品に触れ、センスを磨いていくことが求められます。

映画宣伝

映画宣伝

「映画宣伝」は、映画が新規公開される際に、観客動員が増えるようにプロモーションプランを立案・実施していく仕事です。

通常はチームでプロモーションを行います。

新聞、雑誌、テレビ局などのマスコミに直接映画を売り込む「パブリシティ」、さまざまな企業と共同でプロモーションを行う「タイアップ」。

テレビ、雑誌などに広告を出稿する「メディアバイイング」、宣伝物を作成する「クリエイティブ」、そしてそれらを統括する「宣伝プロデューサー」などに分かれています。

大手配給会社の映画宣伝部は、倍率も高く、採用されることは困難ですが、契約社員やアルバイトで成果を上げて、正社員となるケースもあります。

音楽業界の仕事

次に、日本のミュージックシーンを支えている音楽業界の仕事について見てみましょう。

クラシックやポップス、ロックやジャズなど、さまざまなジャンルの音楽を作り出す際に監督役となるのは「音楽プロデューサー」です。

アーティストの才能や適性を見極め、音作りからプロモーションまで全体的な方向性を決めていきます。

音楽プロデューサーのもとには、作曲のプロである「作曲家」や作詞のプロである「作詞家」が集まります。

曲によっては、原曲にアレンジを加える「編曲家」が力を貸すこともあります。

実際の音作りに関しては、「サウンドクリエイター」と呼ばれる、DTM(DAW)ソフトのスペシャリストが任されることもあります。

このような昔ながらの楽曲制作の手法がある一方で、最近では新しいスタイルの曲作りも広まってきています。

「ボカロP」と呼ばれる、ボーカロイドのソフトを使って個人で楽曲を制作する音楽プロデューサーが増えてきたのです。

人によっては作曲だけではなく、作詞や歌唱、楽器演奏まで全て自分で行うこともあります。

ボカロPは、インターネットの動画サイトに新曲を投稿し、動画の再生回数に伴う広告収入を得ることができます。

音楽業界の楽曲制作のスタイルも、時代とともに新たな可能性が広がってきていると考えるとよいでしょう。

音楽プロデューサー

音楽プロデューサー

音楽プロデューサーはCDをはじめとする音楽制作全般を指揮する総合的な責任者であり、「音楽制作における総監督」ともいえます。

アーティストを売り出すためのコンセプト決め、それに基づく楽曲制作やレコーディング、プロモーション、それらに関わる予算管理などに関わります。

表舞台に立つアーティストを総合的にプロデュースすることが音楽プロデューサーの仕事です。

近年、デジタルコンテンツの多様化などにより新たな楽曲へのニーズが高まっていることから、活躍の幅が広がってきています。

作曲家

作曲家

作曲家とは、音楽を作曲し、完成した曲をアーティストやクライアントに提供する人のことです。

Jポップをはじめ、映画音楽、クラシック曲、CM曲、テレビドラマやゲームなどの作中で使われるBGM、また社歌や校歌などまで多岐にわたります。

歌手や作詞家が作った歌詞をもとにして、ひとつの曲を作り上げることもあります。

作曲家になるルートはいくつもありますが、レコード会社主催のオーディションやコンクールに応募し、業界関係者に認められることがひとつの方法です。

作詞家

作詞家

作詞家とは、歌手が歌う曲に歌詞をつけていく仕事です。

作曲家からデモテープをもらい、クライアントの要望を踏まえながら、歌詞を考えます。

一つの作品を作る上では、作曲家と互いを意識し協力しあいながら仕事をすることが求められます。

デモテープは、アレンジされる前の曲であり、曲の最終的なテンポや楽曲の雰囲気などはわからないまま作業を進めることも珍しくありません。

ときには「コンペ」が作家事務所やレコード会社を通して行われ、依頼内容に応じて歌詞を作り、優秀な作詞家だけが選ばれるという形式の場合もあります。

編曲家

編曲家

編曲家は、作曲家が作ったメロディ(旋律)に前奏、伴奏、間奏をつけたり、ハーモニー(和声)やコード(和音)、リズム(律動)に変化を加えたりしながら、編曲(アレンジ)をする仕事です。

編曲家は音楽理論や楽器の知識などが必要な仕事であるため、自身がミュージシャンや演奏家として活動しながら編曲まで行う人も多々います。

編曲だけで生計を立てるのは決して簡単なことではありません。

業界では演奏家、作曲家、編曲家、音楽プロデューサーを兼任し、総合的に活躍できる人材が求められる傾向が強いようです。

サウンドクリエイター

サウンドクリエイター

サウンドクリエイターとは、ゲーム音楽やアニメ、映画などのサウンドを作る人のことです。

「作曲家」や「サウンドディレクター」と同じような意味で使われることもあります。

作曲能力をはじめ、DTM(DAW)ソフトを使いこなす力が必要です。

サウンドクリエイターの専門学校や音楽大学を出て、ゲーム関連企業、音楽・アニメ・映像・コンテンツなどの制作会社へ就職する人が多くなっています。

ボカロP

ボカロP

「ボカロ」というのは音声合成ソフトであるVOCALOID(ボーカロイド)のこと、「P」というのはプロデューサーのことです。

一般的には、ボーカロイドを使って楽曲を制作したり発表したりする音楽家のことをボカロPと呼びます。

メロディーと歌詞を入力することで歌声を合成することができるので、生身の人間である歌手がいなくても楽曲を完成させることができます。

ボカロPの作る楽曲のなかでも人気のある曲は圧倒的な再生回数を誇り、広告収入も莫大なものになります。

最近では、ボカロPを経てシンガーソングライターや音楽グループで活躍している人もたくさんいます。

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ゲーム・アニメ・マンガ業界の仕事

次は、エンタメの仕事のなかでも若者から絶大な人気を誇る、ゲーム・アニメ・マンガ業界の仕事を見ていきましょう。

ゲームの企画職として活躍するのは、「ゲームクリエイター」と呼ばれる人たちです。

プランナーやディレクター、プロデューサーなどの総称であり、日本のゲーム業界を根幹から支える存在といえるでしょう。

アニメの場合は、「アニメーター」が作画をしています。

ゲームやアニメに登場するキャラクターのデザインをする「キャラクターデザイナー」や、背景などのCGを作る「CGデザイナー」も、この業界で欠かせない仕事です。

マンガの場合は、ストーリーを作ったり絵を描いたりする「漫画家」と作品の方向性を決める「編集者」が活躍しています。

どの仕事もヒット作を作れるかどうかで業界での評価や立ち位置が決まるため、実力主義の厳しい世界です。

しかし、近年は日本のゲームやアニメ、マンガが、世界中でヒットすることも多く、世界に誇るカルチャーのひとつとなっています。

大きな夢に向かって仕事をしてみたい人にはうってつけの業界です。

ゲームクリエイター

ゲームクリエイター

ゲームクリエイターとは、大勢の人の共同作業で進めるゲーム制作現場において、「企画職(プランナー、ディレクター、プロデューサーなど)」として働く人のことを指します。

また、ゲームデザイナーやゲームプログラマーも含めた「ゲーム制作全般に携わる人」を、ゲームクリエイターと呼ぶこともあります。

ゲームクリエイターの大半は、ゲームメーカーあるいはゲーム開発会社を中心に働いています。

ヒット作を生み出すためには感性を磨き、世の中のニーズを掴む力を身につけることが重要です。

アニメーター

アニメーター

アニメーターとは、アニメ制作会社や制作プロダクションにおいて、アニメーションの基となる1枚1枚の絵を描く人のことです。

動画の基本となる原画を描く「原画マン」と、原画と原画の間の細かなコマの絵を描く「動画マン」に分かれています。

最近ではソーシャルゲームやスマートフォンアプリでも、アニメーターが活躍する例が増えています。

キャラクターデザイナー

キャラクターデザイナー

キャラクターデザイナーはゲームやアニメ作品などに登場するキャラクターをデザインする人のことです。

オリジナルキャラクターのアイデアを出してイチから創造していくこともあれば、原作の世界観をもとに衣装や髪型などの外見・見た目をデザインしていくこともあります。

Webデザイン会社や玩具メーカー、デザイン事務所なども、キャラクターデザイナーの主要な勤務先の一部です。

アニメ作品の関連グッズのデザインや、企業広告用のキャラクターデザインのニーズも大きく、多方面に活躍の場が広がっている職業です。

CGデザイナー

CGデザイナー

CGデザイナーの仕事は、コンピュータで専用のソフトを用い、画面上に2次元(平面)または3次元(立体)のグラフィックスを作成することです。

3次元CGの技術の進歩とともに、映画やゲーム、アニメーションだけでなく、建築や車、機械の設計などにまでCGの活用機会が広がっています。

芸術系の大学やCGデザインの科目がある専門学校へ進学し、デザインやコンピューターグラフィックスの基礎を学んでおくと、就職に有利に働くでしょう。

デザインやITのほか、建築や自動車、航空、機械、家電などの幅広い業界で需要が高まっている職業で、比較的よい待遇で採用されるケースも増えています。

編集者

編集者

編集者とは、書籍や雑誌をつくるための企画や編集に携わる人のことです。

書籍には小説や漫画、エッセイ、ノンフィクション、ビジネス書など多様なものがあります。

編集者になるには、出版社や編集プロダクションへの就職を目指すのが近道ですが、正社員としての採用は狭き門となっています。

常に締切に追われており、状況によっては深夜までの残業や休日返上など激務になる覚悟も必要です。

漫画家

漫画家

漫画家の仕事内容は、漫画のストーリーを考えて絵を描き、作品として仕上げていくことです。

漫画雑誌などに掲載される漫画を描く「娯楽漫画家」だけではなく、学習漫画などの書籍ジャンルで活躍している漫画家も多数います。

漫画家になるにはさまざまな方法があります。

週刊連載の漫画家の場合は、雑誌の新人賞に応募したり、出版社に持ち込んだり、といったルートからデビューする人がほとんどです。

インターネットの発展とともに、Webなどへ活動の場を広げる漫画家も増えています。

動画サイト業界の仕事

最後に、今の時代を象徴する新しいエンタメの仕事ともいえる動画サイト業界の仕事についてご紹介しましょう。

自分の個性やキャラクターを生かしながら独自のチャンネルを開設して動画を投稿するのが、「ユーチューバー」です。

ユーチューバーは、配信者の声や容姿でそのまま出演するのが一般的です。

これに対してバーチャルのキャラクターを使って配信をする「Vtuber」もいます。

どちらの仕事も競争は非常に厳しいですが、一躍有名人になれば、サラリーマンには手の届かないような収入を得ることも可能です。

将来の夢に「ユーチューバー」や「Vtuber」をあげる若者も多く、まさに夢のある仕事ともいえるでしょう。

この記事のまとめ

エンタメ業界の仕事は、多くの若者にとって憧れの仕事となっています。

映画や音楽だけではなく、インターネットの動画という新たなコンテンツが人気となっていることから、エンタメの仕事の幅はこれからも広がっていくでしょう。

アイデアとセンスに溢れた若い人材を積極的に募集している企業もあるので、ぜひチャレンジしてみましょう。

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