料理・調理をする仕事の種類(12選)

人が生きていくうえで絶対に欠かせない「食」

おいしいものを食べに行くことが大好きという人は多いでしょうが、それらを提供する側となる、料理・調理に関わる仕事に就いている人もたくさんいます。

一般的に、料理・調理の仕事といえばレストランなどで腕を振るう料理人が想像されるでしょう。

しかしながら、それ以外にもさまざまな方面からそれらに携わることは可能です。

今回は、そんな料理・調理をする職業や仕事の種類について紹介します。





調理師

調理師は、レストランやホテル、料亭などで料理を作る仕事です。

食事のジャンルなどに応じて「シェフ」や「板前」などと呼ばれることもあります。

調理の仕事自体は無資格でできますが、「調理師」と名乗れるのは調理師国家試験に合格した人のみとなっています。

食材をおいしく、美しく調理することを基本に、仕入れやメニュー開発、店舗の衛生管理まで幅広い業務に携わります。
調理師の仕事紹介ページ

板前

板前は、料亭や割烹、旅館などで、懐石料理などの日本料理を作る料理人です。

料理の腕はもちろんですが、素材選びや盛り付けのセンス、器の選び方など、日本料理に必須となる幅広い知識と技が求められる職人的な仕事です。

多くの人は調理師免許を取得していますが、資格があるだけでは一人前といえず、現場での厳しい見習いを通じて段階的にレベルアップする必要があります。
板前の仕事紹介ページ

20代で正社員への就職・転職

20代で正社員への就職を目指す

「Re就活エージェント」は、第二新卒・既卒・フリーター・ニート向けサービス。20代未経験OKの求人が多数。

20代登録比率No.1

寿司職人

寿司職人は、日本の伝統食である寿司を握り、お客さまに提供する仕事です。

魚の仕入れや下処理、おろし、握り、鮮度保持などの専門知識と技術が求められるため、一人前になるには何年もの修行期間が必要とされます。

なるために絶対に必要とされる資格はなく、現職の寿司職人に弟子入りし、現場で仕事を覚えていくルートが一般的なものとなっています。
寿司職人の仕事紹介ページ

和菓子職人

和菓子職人は、日本の伝統的なお菓子を作る仕事です。

豆類、粉類、果物など使用する食材に関する知識を持ち、伝統的な和菓子から斬新な創作和菓子まで、修業によって身に付けた技法を用いて、それらを美しく作り上げていきます。

和菓子は茶道とともに発展してきた日本の伝統文化のひとつであるため、味だけではなく芸術的な要素も重要視されます。
和菓子職人の仕事紹介ページ

シェフ

シェフは、西洋料理店における厨房での全責任を負うトップの料理人のことをいいます。

自ら調理の確かな腕を持っていることはもちろん、部下のコックが作った料理のチェックやスタッフ教育・指導、メニュー開発や構成、料理の原価計算など、調理場におけるマネジメントと、料理・メニューの全体的なプロデュースをする役割を担います。
シェフの仕事紹介ページ

ショコラティエ

ショコラティエは、菓子職人のなかでも「チョコレート」を専門に扱う職人のことをいいます。

トリュフのような一粒タイプのチョコレートから、ケーキやバウムクーヘンのようなチョコレートを使った焼き菓子など、さまざまな商品を作りだします。

繊細で、扱うのが難しいとされるカカオの風味を豊かに引き出すことと、見た目の美しさ、独創性などが問われます。
ショコラティエの仕事紹介ページ

パン職人

パン職人は、パンを専門に作る職人のことをいいます。

オリジナルパンの企画やレシピ考案、発酵、焼き上げ、さらに小さな店舗では接客や販売まで行うこともあります。

同じ「食パン」といっても生地の食感ひとつで大きく印象が変わるため、身に付けた知識と技術、アイデアを発揮し、ときにお客さまの反応や意見を取り入れながら、人々に支持されるパンを創り出していきます。
パン職人の仕事紹介ページ

栄養士

栄養士は、学校や病院などの施設を中心に、食事(給食)の企画や管理・提供を行う仕事です。

栄養や食品衛生に関する知識を持ち、栄養バランスが良く、食を楽しめる献立を計画して実際に調理を行い、人の健康をサポートします。

学校などの施設では何十人、何百人規模向けの大量調理を行うことも多いため、それに関する知識や技術も必要とされます。
栄養士の仕事紹介ページ

料理研究家

料理研究家は、料理を研究し、食の魅力や楽しみを人に伝える仕事です。

おいしさや見た目の美しさ、栄養価の高さなど、あらゆる面を考慮しながら新たな料理を作り出し、テレビの料理番組や雑誌の料理コーナー、料理教室などで、それを人に伝えていきます。

食品メーカーと協力して商品開発を行ったり、地元の食材を使って新しいレシピを開発したりすることもあります。
料理研究家の仕事紹介ページ

バーテンダー

バーテンダーは、バーなどでカクテルなどのお酒を作り、お客さまに提供する仕事です。

「シェイク」「ステア」「ブレンド」「ビルド」といった技術を使いながら、何千種類もあるといわれるカクテルを、お客さまの好みに応じて作り上げます。

そのほか、オリジナルカクテルを考案したり、簡単なフードメニューを自ら調理して提供したりすることもあります。
バーテンダーの仕事紹介ページ

野菜ソムリエ

野菜ソムリエは、野菜や果物に関する知識を持ち、それを使ったおいしいレシピや食べ方を人に伝える仕事です。

なるためには、「日本野菜ソムリエ協会」が主催する民間資格の養成講座を受け、修了試験に合格する必要があります。

食品メーカーやスーパー、青果店などさまざまな活躍の場がありますが、レストランやカフェでレシピを開発したり、実際に調理に携わったりして働くこともできます。
野菜ソムリエの仕事紹介ページ

フードコーディネーター

フードコーディネーターは、飲食店のメニュー開発やコンサルティングなどを行う仕事です。

メディアに出る料理の調理や盛り付け、食器や小物の演出、料理教室の運営など、多岐に渡る仕事をこなしています。

ビジネスとして利益を出していくために、食の知識のみならず、マーケティング販売促進、宣伝などの知識も必要となります。
フードコーディネーターの仕事紹介ページ

この記事のまとめ

このように、料理を作り出す仕事でも、和食や洋食、お菓子、パンなど、それぞれの分野を専門にしている人がいます。

また、食に関する知識を持ちながら、人々にその楽しみ方を伝えたり、新しい食品やレシピを生み出していくことをメインとして働いたりする人もいます。

それぞれ求められる知識・技術も異なってくるため、漠然と料理・調理の仕事に就きたいと考えている人は、どのような方面に進みたいのかをよく考えてみましょう。

30秒でわかる!転職サービス診断

当サイト人気の転職エージェント