マジシャンの現状と将来性

トップマジシャンをめざして

最近では、不景気や消費税の増税で、若者のなかにも安定志向が高まっています。

就職先としても地方公務員や資格のある職業の人気が高く、雇用が不安定なことで知られる芸能関係の仕事を選ぶ人は特別多いとはいえない状況です。

そんななかでも、ブームが続く「お笑い関係」の仕事や、いつの時代も花形の職業である「ミュージシャン」の仕事はやはり高い人気を誇りますが、マジシャンに関してはそれほど競争率が高いわけではないというのが現状でしょう。

また、昔は引田天功のイリュージョンであったりMr.マリックのショーであったり…と著名なマジシャンとそのステージの様子が一般の人たちにも広く知られていました。

しかし、近年では「誰もがよく知るマジシャン」という存在があまりいないということもあります。こうしたことから、努力次第ではライバルを抑えてトップマジシャンになれる可能性も十分にある世界です。

景気の煽りを受けやすいリスク

マジシャンをめざす上で必ず考えなければいけないのが、将来的なリスクです。

マジシャンの仕事は、食の関係や医療関係の仕事のように人間の生活に絶対になくてはならないものを取り扱っているわけではありません。

お客さんに驚きや感動を提供して幸せな時間を届けることが目的なので、どうしても人々の暮らしに余裕があるときにしか仕事が増えないという現実はあります。

今後、世の中が不景気に陥るたびにマジシャンとしてのステージやショーの仕事が激減してしまうかもしれない、というリスクは常に頭においておいたほうがよいでしょう。

マジック教室を開いて副収入を得られるようにしておく、マジック以外でも収入が得られるよう他の能力も身につけておく、投資や預貯金について考えておく、など、仕事が減っても生活を続けていけるように計画的に考えておくことが大切です。