マジシャンのつらいこと・大変なこと・苦労

マジシャンのつらいこと・大変なこと

マジシャンがマジックをすることの最大の目的は「お客さまを楽しませること」です。

ステージを観に来てくれたお客さんが自分のマジックに驚いたり感動したりしてくれることは何よりも幸せなことで、次もがんばろうと思えるパワーの源になっています。

しかし、仕事をしていくなかでは、そうやって盛り上がるステージばかりではないという厳しい現実もあります。

お客さんが少なくシンとした雰囲気のまま進行しなければいけないときもありますし、お客さんに協力を求めるマジックのときに冷たい反応が返ってくることもあります。

ときには野次がとんだり、途中で退席されてしまったりすることもあるのです。

ステージがうまくいかないときでも、最後までエンターテイナーとしての誇りを持ち続けて、少しでも盛り上げようと努力し続けなければいけないのがマジシャンの宿命で、強いメンタルが求められるのは間違いないでしょう。

地道な営業活動が大切

マジシャンの仕事は、基本的には営業活動をし、自分を積極的に売り込むことで獲得しなくてはなりません。

芸能事務所に所属している場合でも個人で活動している場合でも、飲食店やホテル、イベント会社などにとにかく地道に足を運ぶことで少しずつ仕事を獲得していきます

受け身でいても定期的に仕事が入るというようなことは、よほどの売れっ子マジシャンでもない限り、ありえないと思ったほうがよいでしょう。

人脈を広げながらひとつひとつの仕事を真剣にこなし、評価を積み重ねることでようやく生活ができるだけの収入を得ることができます。

マジシャンの悩み

収入が不安定

マジックバーなど特定の飲食店に勤められるマジシャンはまれで、多くはイベントや営業の仕事で収入を得ています。

そのためどうしても収入に増減があり、一ヶ月で数十万円売り上げることもあれば、全く収入がゼロとなってしまうこともあるなど、不安定な生活を余儀なくされます。

多くのマジシャンは生活を安定させるために副業・兼業をするなどの工夫をしており、専業で生計を立てられる人はごく限られた人だけです。

オリジナリティのあるステージ

マジシャンは常に新しいマジックを追い求めています。

どれだけ人気のあるマジシャンでも、同じ内容のマジックやステージを繰り返していればお客さまから飽きられてしまうため、常に新しいアイデアを求められます。

また、大都市などではマジック人口が高く、他のマジシャンと差別化を図るためにオリジナリティも求められます。

衣装やステージ演出を工夫する、得意のマジックを極めるなど方法はさまざまですが、人気を得るためにはこうした工夫が常に必要です。

マジシャンを辞める理由で多いものは?

マジシャンを辞める理由で多いものは、生計を立てられるほど収入を得られないという点です。

マジックをはじめとしたエンターテインメントは、不景気の際には真っ先に削られてしまいます。

ステージやショーの仕事が激減してしまうかもしれない、というリスクは常に考えておかなくてはならず、現実に安定した収入を得られないことからマジシャンの仕事を辞めてしまう人は非常に多いです。

また、不景気が続く中でマジックの需要が急激に増えるとは考えづらく、既に活躍している人たちのなかに新規参入し、新たに人気を獲得するのは非常に難しい一面もあります。

マジシャンの仕事を本業とし、長く続けていくには相当な努力が必要でしょう。