財務専門官のやりがい・楽しさ・魅力
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財務専門官のやりがい・楽しさ
地域の発展に貢献できる
財務専門官は地域と国の架け橋となり、「地域の活性化に貢献する」といった大きな役割があります。
融資に関する業務であれば学校や下水道、道路など生活する上で必須な施設・設備の発展に貢献できます。
また、金融関連の業務であれば、地域の金融機関が正常に機能しているか、地域住民にとって有益な機関であるかについて調査します。
あくまでも一例であり、財務専門官の仕事は広範囲にわたりますがいずれの仕事も最終的には地域の発展につながるものばかりなので、地域に愛着がわくとともに大きなやりがいも持てます。
専門性が高く、成長もできる
財務専門官の仕事は非常に広く、国有財産、金融、財政などさまざまな分野で専門的に働けるのが魅力です。
その分、学ぶことも多く常に知識を吸収する必要がありますが、上司や先輩に教わったり、研修に参加したりして、高度な知識を身につけていきます。
そうして得た知識は業務で役立つとともに、仕事の幅が広がるごとに自分の成長を実感できさらなるやりがいにつながります。
若手でもチャレンジできる
若手職員であっても、やりがいをもって業務にたずさわれるのも財務専門官の特徴です。
財務専門官は業務の幅も広く専門性も高いですが、その分、挑戦できるチャンスも多いといえます。
フォロー体制もしっかりしているため、1年目からさまざまな案件で活躍し、スキルアップにもつながり達成感も高いようです。
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財務専門官の魅力
ワークライフバランスが取りやすい
財務専門官は専門的かつ高度な知識とスキルが必要で、地域との架け橋として重要な役割を担っています。
そのため常に忙しく働いているとイメージもありますが、国家公務員ということもあり、職場環境は整っています。
繁忙期などは多少の残業はあるにせよ、基本的には定時近くで終わることが多いといわれています。
また、年次休暇などの休暇も取得しやすく、子育て支援制度もしっかりしているので産休・育休を経ても安心して働けます。
仕事とプライベートのメリハリをつけやすいため、充実した毎日を過ごせるようです。
キャリアパスが明確
採用後は基礎研修を経て「係員」となり、幅広い実務を8~9年経験するとともに国際財務理論研修や不動産鑑定理論研修などの各種研修を受けます。
その後、係長級、補佐級、本局課長、部長や財務事務所長といったようにキャリアアップしていきます。
必要な経験と年数、身に付けるべきスキルなどが明確化されているので、将来をしっかり見すえて仕事に取り組みたい人にとっては魅力の一つといえます。
キャリアに応じた研修制度
財務専門官はキャリアに応じた研修が用意されています。
新規採用職員
・中央研修
採用直後の4月から約2カ月間全寮制で行われ、財務省職員としての基礎知識や所管業務で必要になる実務的な講義。
・地方研修
中央研修後、各財務局の実情に沿った基本・専門実務を習得する研修。
係長クラスの職員
より専門的な知識と実務能力を習得するため約50コースもの研修が用意されています。
・中央研修
経済調査事務研修や主計事務研修、融資事務研修に市場監視基礎研修 、国有財産総合研修など。
・地方研修
国有財産事務研修、初任検査官研修、証券取引研修 など。
中堅係員クラスから係長クラスの職員
財務局の中核を担う人材育成を目的に、より高度な専門知識と理論の習得する研修が用意されています。
・中央研修
国際化に対応するための「国際財務理論研修」、不動産関連の行政法規など不動産鑑定に関する知識を習得する「不動産鑑定理論研修」、高度な経済・法律理論に加えマネジメント能力も養う「高等理論研修」など。