財務専門官のつらいこと・大変なこと・苦労

財務専門官のつらいこと・大変なこと

高い専門知識が必要

財務専門官の仕事は財務・金融・管財業務など、さまざまな角度から地域に貢献することを職務としています。

業務範囲が広く、求められる専門知識のレベルも高い上に、着任直後から責任のある業務を任されるため習得に誰もが苦労するようです。

例えば地域金融機関の検査業務を任された場合、当然ながら先方の金融機関担当者は地域金融に精通したプロなので、慣れないうちは事前に勉強する必要があります。

特に若手のときは苦労する日々が続くでしょう。

重大な責任がある

財務専門官の仕事は、自分の判断一つで地域の経済発展を左右してしまいます。

災害復旧関連の案件では数億円規模の事業費を自ら決定するケースもあり、業務内容はもとより、金銭的な責任も大きいです。

早ければ1年程度で別部署へ異動することもあり、そのたびに業務内容が変わるとともに、負うべき責任も変わってくるのも苦労する点です。

世の中の変化への対応

財務専門官の業務は常に同じことの繰り返しとはいきません。

法令改正が行われればそれに応じた対応が必要ですし、災害が発生すればスピーディーな対応も求められます。

目の前に置かれた課題に対し、財務と金融のプロフェッショナルとして地域に貢献するためには柔軟な対応力が求められます。

財務専門官の悩み

財務専門官はデスクワーク中心と思うかもしれませんが、実際は金融機関や地方公共団体の担当者へのヒアリングを行ったり、調査に行ったりする機会も多く、その分、人と話す機会も多いためコミュニケーション能力は必要不可欠といえます。

そのため事務処理と外出での仕事と両立しなければならず、そのバランスに悩む人もいます。

加えて重大な責任も伴うためプレッシャーは増えますし、着任後すぐに業務を任されることもあるため、さらに悩みも増えます。

ただし先輩や上司に聞きやすい職場環境であったり、充実した研修制度も整っていたり、フォロー体制はしっかりしているので、そうした悩みも成長の機会としてとらえ、前向きに取り組む人が多いようです。

財務専門官を辞める理由で多いものは?

財務専門官を辞める理由は人それぞれです。

専門性の高い仕事、責任の大きさ、対応力不足など、スキル的な理由で辞める人もいれば、プライベートな理由で辞める人もいるます。

また財務専門官は国家公務員という立場上、公共の利益を追求するのが原則なため使命感が大事になってきます。

仕事を続けていると責任の大きさや広範囲にわたる業務、高い専門知識を学び続ける努力がつらくなり、使命感を維持するのが困難になり財務専門官を辞める人もいるでしょう。

また、給与、昇進の点での不満から財務専門官を辞める人もいます。

民間企業なら、頑張って成果をあげれば評価され給与や昇進につながりますが、財務専門官の場合は国家公務員の給与・昇進のルールに従うため、モチベーション維持が難しい面があります。

業務においても基本的に制度の範囲内で対応しなければならず、そうした公務員独自のルールが徐々にストレスとなる人もいます。