有名な和菓子職人
神奈川県【億万両本舗和作】 山田 強
「億万両本舗和作」は、北海道産「健康小豆」と和クルミを使用した豊かな風味と小判の形が印象的な「億万両」が神奈川県指定銘菓に選ばれている名店です。
店主である山田強氏は、伝説の番組、テレビ東京系列「TVチャンピオン」の400回記念「和菓子職人チャンピオン大会」で見事優勝を遂げ、名だたる和菓子職人たちの頂点に立ちました。
この時山田氏は、和菓子とは「愛に包まれた日本人のふる里」という名言を残しています。
他にも数々の賞を受けている山田氏が作る和菓子はいつも同じではなく、厳しい修行で培われた確かな技術と伝統に加え、豊かな創造力とチャレンジ精神で常に新作を生み出し続けています。
大阪府【本松葉屋】 西尾 智司
「本松葉屋」の取締役会長でありながら、工場長として陣頭指揮に立つ西尾智司氏。メディアでも活躍する、大阪の和菓子職人の顔といえる存在です。
1997年、受賞農林水産省より食の人間国宝に認定された他、全国の菓子や食の博覧会へ大作を次々に出展し、大賞をはじめ多くの賞に輝いています。
本松葉屋の代表銘菓「くらだし」は、最高級の備中大納言小豆「紅娘」の小倉あんを秘伝の薄焼きカステラ生地ではさんだこだわりの逸品です。
千葉県【菓匠 白妙】 高橋 弘光
「30歳で自分の店を持つ」という夢を叶え、1985年に「菓匠白妙」を創業した高橋弘光氏。TVチャンピオンの和菓子職人選手権で前人未到の8度の優勝を遂げ、殿堂入りとなりました。
8度もの優勝に輝いたのは、植物や動物などを模した本物と見まごうばかりの美しさとおいしさを両立した創作和菓子の技術が認められたからに他なりません。
その職人技を気軽に楽しむことができる菓子が、菓匠白妙の「蔵出し芋」です。8代将軍・徳川吉宗が千葉県に広めたとされるさつまいもをイメージし、本物そっくりに作られています。
身の部分は千葉県多古町産の「紅あずま」を使用したほど良い甘さのさつまいもあん、皮の部分はサクサクのパイ風生地で仕上げた、千葉のお土産として人気の商品です。