トラック運転手の労働時間・休日

トラック運転手の勤務時間

一日の拘束時間が長い

トラック運転手の勤務時間は、一般的なサラリーマンのような規則的なものとはだいぶ異なっています。

1回の出勤日あたりの拘束時間が長くなりがちなところも特徴のひとつだといえるでしょう。

荷物を積んで走っている時間と、納品して会社に戻るために走る時間を合わせて1日の勤務は実働8時間程度になることが基本ですが、その他に荷積みや荷降ろしの間の「待機時間」が入ることもあるようです。

労働時間の改善

近年、トラック運転手の過酷な労働条件の実態が問題となったことを発端に、労働大臣による「改善基準告示」が発表されました。

この内容によれば、基本的に1日の拘束時間は13時間と定められています。

延長する場合でも最大16時間で、15時間を超える回数は1週間につき2回までと決められています。

拘束時間には、運転や整備、荷扱いを行う作業時間と荷待ちを行う時間に加え、運転途中での休憩や仮眠も中含まれます。

拘束時間が終わってから、次の仕事がスタートするまでの時間は休息期間となり、1日の休息期間は、継続して8時間以上必要と定められています。

トラック運転手の休日

改善基準告知では、トラック運転手がつらい環境で仕事をすることのないよう、勤務条件に関して細かく取り決めがなされています。

休日は「休息期間+24時間の連続した時間」のことをいい、いかなる場合であっても、この時間が30時間を下回ってはならないとされています。

曜日関係なくシフト制で交互に休みを設定している会社もあれば、土日祝日は基本的に休みという会社もあります。

長距離運転手として働く場合、会社によっては長時間拘束されるうえ、1ヵ月のうちほんの数日しか休日がないといった非常に過酷な環境で働く人もいるようです。

休日や労働環境は、あらかじめよく調べ同業他社と比較しておくことが必要です。

トラック運転手の残業時間

トラック運転手の勤務時間の特徴は、日や時期によって業務量に差が出やすいというところです。

とくに個人向けの配送をしている場合、お中元やお歳暮の時期は荷物の数が増え、どうしても残業時間が増える傾向にあり、22時や23時になっても配達をしなくてはならないこともあるようです。

近年、トラック運転手のサービス残業がニュースなどで取り上げられることもあり、少しずつ労働環境は改善していますが、勤務先や仕事量によりなかにはかなり残業が多いところもあるようです。

トラック運転手に夜勤はある?

トラック運転手は、モノを運ぶ目的地などよって勤務時間が変わってきます。

特徴的なのは、長距離を走るため、高速道路が空いている深夜時間帯に働くことが多いという点です。

もし納品が遅れてしまえば相手先に多大な迷惑がかかってしまうため、常に道路状況を読み、時間を気にして走らなければなりません。

トラック運転手は忙しい? 激務?

トラック運転手は定期的な休みがなく、不規則な時間や日数で働くため激務と感じる人も多いようです。

一方、一人でこなす仕事が多いため人間関係を気にせず気楽である、拘束時間は長いが実働時間は短いなど、メリットを感じている人も少なくありません。

激務と感じるかどうかは、勤務する環境と働く本人によるところが大きいといえるでしょう。

トラック運転手の休日の過ごし方

トラック運転手は少ない休日はゆったりと体を休めたり、家族と過ごしたりするという人が多いようです。

もともと運転が好きな人が多いことから、自分の車をメンテナンスしたりプライベートでも運転してドライブを楽しんだりするという人も多いようです。