水泳選手に向いている人・適性・必要な能力

水泳選手に向いている性格・適性

水泳が好きかどうか

水泳選手に向いているかどうかは、まず、水泳が好きかどうかでしょう。

水泳選手は、トップ選手になればなるほど、1日のうちでも水中で過ごす時間が長くなります。

基本的に水の中にいることが好きでなければ、とても日々の練習に耐えられません。

競泳のトップクラスの選手になる人は、ほとんどが小学校低学年までに水泳を始めます。

最初の頃はバタ足をしたり、水に顔をつけたり、潜ったりする程度ですが、そのころから楽しく練習に通えれば、まずは水泳選手に向いているといえるでしょう。

才能開花の時期は人それぞれ

水泳選手としての才能があれば、小学校の高学年になると、都道府県レベルでは知られた存在になります。

日々の練習をしているだけで、自己ベストをどんどん伸ばしていきます。

一般に、ジュニアオリンピックに出場できる選手は、将来的に楽しみといわれるものの、小中学生のうちは、記録的にパッとしなくても才能がないとは言い切れません。

小中学生の頃は、たとえば、フォームをなおすだけでタイムが驚くほどよくなります。

理にかなったフォームが身についていなければ、この段階では、才能があるかどうかわかりません。

小中学生時代は、まだまだ体力のない子もいます。

腕の筋力はもちろん、脚の力もなければ、水泳でいい記録は出ません。

高校生になって体力がついてから、頭角を現す選手も多くいます。

水泳選手になるには

水泳選手に必要なスキル・能力

水泳に限りませんが、スポーツの世界でトップ選手になるかどうかは、「才能」と「努力」と「気持ち」が必要といわれています。

才能があっても努力しなければ才能は開花しませんし、才能があっても努力しても気持ちが弱ければ、なかなか力を発揮できません。

一方、才能にあまり恵まれなくても、熱い気持ちで努力を重ね、トップ選手になった人も少なくありません。

選手としての実力は「才能×努力×気持ち」といわれます。

発明王のエジソンが「1%のひらめき(才能)と99%の努力」と言ったように、「才能×努力×気持ち」のなかでも大切なのが努力と気持ちです。

実際、小学校高学年や中学生で好成績を収めたのに、努力をしなくなって普通の選手になっていく人も多くいます。

水泳選手の場合も、トップ選手になれるのは、少しの才能に恵まれ、熱く、強い気持ちで地道にコツコツと努力を続けられる人です。

水泳選手に向いていないのはどんな人?

北島康介さんは引退会見の場で「思い出に残っているレース」を問われ、中学時代にまったく勝てなかったある選手に初めて勝てたレースをあげました。

オリンピックで2種目連覇を果たす偉業を成し遂げた北島選手が、引退の日まで覚えていたというのですから、よほどうれしかったのでしょう。

ちなみにその選手は、北島さんに敗れて以降成績が振るわず、全国的に有名な選手だったにもかかわらず、オリンピックに出場することもかなわず引退しました。

後に北島さんとの差を問われたその人は「努力の差」と語りました。

どの競技にも言えることですが、トップレベルになるほど才能の差はなく、努力が勝敗を分ける世界です。

こつこつと努力を積み重ね、自分と向き合い続ける心がない限り、水泳選手を続けるのは難しいです。