水泳選手の体型の特徴・手のひらは大きい?

水泳選手の体型の特徴

肩幅の広い逆三角形

水泳選手というと、肩幅の広い逆三角形の体型が特徴です。

女性の水泳選手には、引退後、肩幅の広いことを気にする人もいるほどです。

水泳選手が逆三角形の体型になるのは、泳いでいるとき、肩と腰の筋肉をよく使うからです。

水中で前へ進むため、腕でかいて脚でキックします。

しかも、1日に数千メートルも泳ぎますので、肩回りが相当に鍛えられます。

その結果、肩幅が広がる一方で、腰や腹回りがシェープアップされ、あのような体型になるのです。

とはいっても水泳をすれば、誰でも逆三角形の体型になれるわけではありません。

10代半ばの第二次成長期に、相当な量の水泳トレーニングを行うため、鍛えられた筋肉と連動して肩幅が広がります。

成人後は、いくら泳いでも、肩幅そのものが広がることはありません。

トップ選手の身長と体重

かつてアテネ・北京で五輪2連覇を達成した北島康介さんの現役時代の身長・体重は、身長178cmで体重72kg、リオデジャネイロ五輪で400m個人メドレー金メダルを獲得した荻野公介選手が177cmで71kgです。

女性では、平泳ぎの鈴木聡美選手が168cmで62kg、同じく平泳ぎの渡部香生子選手が166cmで54kgです。

見た目からもわかるように、水泳のトップ選手たちは、誰もが逆三角形で、スリムな体型をしています。

水泳選手の理想的な体型は?

魚のような流線型

水泳選手の体型といっても、長距離か、短距離か、あるいは種目によって違いがあります。

たとえば短距離の選手は、長距離の選手に比べるとがっしりとしています。

ただし、「がっしりとしている」といっても、筋肉質のムキムキタイプではありません。

筋肉が凸凹していると、むしろ、水の抵抗となってタイムロスにつながります。

水泳選手としては、少し皮下脂肪がつき、身体全体が滑らかに丸みを帯びている方が有利です。

手に水かきはある?

ソウル五輪の男子100m背泳ぎで金メダルを獲得した鈴木大地さんが、当時、「私の手には、水かきがついている」とコメントして話題になりました。

鈴木さんによると、日頃の練習の時から、指と指の間に水かきがあるという意識で泳いでいたそうです。

すると、いつの間にか、指と指の間の皮膚がビヨーンと伸びるようになり、本当に水かきがついているような手になったということでした。

水泳のトップ選手の間では、手に水かきがあるような意識で水をかくというのは常識です。

そのことを強く意識しつづけ、かつ、普段からマッサージをしたり、皮膚を伸ばしたりしていると、まるで水かきがついたような手になる可能性があるということでしょう。

逆にいえば、それくらい水泳に打ち込まなければ、オリンピックで金メダルを獲得するのは難しいという話でもあります。

足のサイズも大きい?

オリンピックで5つの金メダルを獲得するなど活躍した、オーストラリアのイアン・ソープさんは足のサイズが35cmあったといわれています。

イアン・ソープ選手の後に活躍した、マイケル・フェルプス選手も32cm近くありました。

手で水をとらえることは大切ですが、パワーのある足で水をけって推進力を得ることができるかどうかも水泳では重要です。

その意味では、大きな足でキックすることができるのは強みといえます。

ちなみに、2024年のパリ五輪で白血病からの復活を目指している池江璃花子選手も、身長は171cmですが、足のサイズは25~26cmと大きいです。