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仕事体験談

体力的な意味で想像以上につらいが、得られるやりがいも大きい

回答者 : ぽちさん(女性/27歳)

職業名 : ウエディング スタイリスト現在の状態 : 経験者経験年数 : 2年

仕事内容
都内の式場の中に入っているドレスサロンに配属され、そこで働いていました。

式場自体の規模が大きかったため、30名ほどのスタッフがいる、比較的大規模なドレスサロンでした。

仕事内容は、結婚式当日にご新郎さま・ご新婦さまがお召しになる衣装をコーディネートしていく接客がメインでしたが、挙式日が近づいてきたお客さまの小物類の手配漏れがないかを事前に確認するなどの業務も行っていました。

私がこの職業を目指すきっかけとなったのは、大学時代に経験した接客のアルバイトです。

決まった答えがなく、自分のやり方次第で良い方にも悪い方にも転がる接客業の奥深さに魅了され、大学卒業後も接客業に携わりたいと思うようになりました。

数ある接客業の中でも、お客さまの一生に一度の大切な一日に携わることができるブライダル業界こそ、最高レベルの接客業と言えるのではないかと考え、最終的に就職先を決めました。
仕事のやりがい
お客さまからたくさんの「ありがとう」のお言葉をいただくことができる点です。

私が担当させていただいたお客さまで、挙式にとてもこだわりがあり、挙式の1年以上前から頻繁にドレスサロンに足を運ばれていたご夫婦がいらっしゃいました。

たくさんの衣装を試着され、いろいろと悩まれていましたが、最終的には私から提案させていただいた1着を選ばれました。

そのご夫婦は、挙式後にドレスサロンに立ち寄って下さり、「本当に幸せで一生忘れられない1日を過ごすことができました。これも、あなたがこの衣装をすすめてくれたおかげです。」とのあたたかいお言葉をかけて下さいました。

涙が出るほど嬉しかったことを覚えています。

なお、そのご夫婦が挙式をされてから数年が経ちますが、今でも年賀状をはじめとするお手紙のやりとりをさせていただいており、私の結婚が決まった旨を手紙にてご報告したときには心から喜んでくださいました。

この仕事のおかげで、人と人との繋がりの大切さを再認識することができました。
覚悟しておいた方がいいこと
ブライダル業界というと華やかなイメージがあるかもしれませんが、実際は想像以上の体力仕事です。

重い衣装を持って式場内を何往復もする必要が生じることもありますし、接客中はずっと立ちっぱなしです。

重い肩こりや腰痛に悩まされているスタッフも多数います。

また、担当のお客さまにトラブルがあると休日出勤をせざるを得ないことがある点も、ブライダル業界の辛い一面であると言えます。
給料・待遇
私は大学卒業後、22歳のころから24歳のころまでの約2年間、ブライダル業界で働いていました。

月収は20万程度でしたが、残業が非常に多く、残業代をもらっていたので、保険料等が控除された後の手取りも20万円前後である月が多かったです。

また、ボーナス等を含めた年収は400万円程度であったと記憶していますが、私が勤めていた会社では、営業ノルマを達成できるか否かでボーナスの額が大幅に変動したため、必ず400万円もらっていたというわけではありません。
この職業の恋愛・結婚事情
ブライダル業界は女性社会です。

女性の割合が90%以上であると言えるでしょう。

また、土日休みの仕事ではなく、周りの方々と休みが合わないため、ブライダル業界で働く女性が新たな出会いを見つけるのは、業界内外問わず非常に難しいと思います。

他方男性は、ブライダル業界内で女性と出会い、それが恋愛・結婚に発展するケースが多いです。

また、女性は結婚後、ブライダル業界から身を引く方が非常に多いです。

土日休みがない点、残業が多い点などから、結婚・出産後に働き続けるのは不可能であると判断する方がほとんどであるためです。
この職業を目指す人へのメッセージ
ブライダル業界で働くことは、体力的な意味で想像以上につらいですが、その分得られるやりがいも大きいです。

ただし、特に女性にとって長く安定して働ける業界ではないので、結婚・出産後もずっと働き続けたいと考えている方は、その点を踏まえたうえで就職活動を進めた方が良いと思います。

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