歯科助手の1日のスケジュール・生活スタイル
歯科助手の業務スケジュール
歯科助手の1日の業務スケジュールは、雇用形態や勤務先の規模、診療時間によって異なります。
正社員の場合は基本的に歯科医院や病院の受付時間に準じます。
1日を通しての勤務となり、休憩は午前診療と午後診療の合間にとります。
午前の受付終了時間から午後の受付が始まるまで2時間程度の休憩を設けているケースが多いですが、患者さんの数によっては診療が長引いて短縮される日もあります。
アルバイトやパートの場合は「午前のみ・午後のみ」といったシフトで働ける職場も多く、より柔軟に勤務することができます。
また、大規模な病院の歯科などでは医師のサポート業務と受付を分けている場合もあり、業務スケジュールも歯科医院とは違ってきます。
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歯科助手の1日の流れ
歯科医院に勤務する歯科助手(正社員)の1日
一般的に、歯科医院での勤務時間は、準備や片付けの時間を含めて、診察時間の前後1時間程度となります。
たとえば9時から18時が診察時間であれば8時半頃に出勤し、残業がなければ19時頃に帰宅できるということになります。
歯科医院に勤務する歯科助手(アルバイト)の1日
午前のみのシフトで勤務するアルバイトの歯科助手の1日の流れをご紹介します。
総合病院の歯科に勤務する歯科助手の1日
数は少ないものの、街の一般歯科ではなく大学病院や総合病院で働く歯科助手もいます。
ここでは総合病院の歯科に勤務する歯科助手の1日をご紹介します。
歯科助手は拘束時間が長い
歯科医院によって待遇や勤務時間は異なりますが、基本的に医療機関に勤務する場合、実働時間は8時間であっても拘束時間が長い場合があります。
その理由はお昼の休憩時間の長さにあり、一般企業であれば1時間の休憩ですが歯科医院などの医療機関はほとんどが2時間程度となっています。
午前診療の患者さんの治療が長引いたり、午後診療の患者さんが早めに来院したりすることが多いため、長めに設けられています。
そのため、実際に歯科助手が休憩できる時間はもう少し短いでしょう。
しかし最近では、夜遅くまで開いている歯科医院も増えているため、2交代制をとっているところや、夕方からアルバイトを雇っているところなども出てきています。
実際の勤務形態や待遇は歯科医院によって大きく異なりますので、毎日同じような時間帯で働けるのか、シフト制で早番・遅番があるのかなどもチェックしておくとよいでしょう。