作曲家になるためにはどんな勉強が必要?

音楽に関する知識

楽典

楽典とは、音楽活動をする上で必要最低限とされる知識のことです。

「記譜」とよばれる楽譜を読み書きするための知識、そのために必要な音程や音階、演奏記号などの知識、また音程や音階、演奏記号などさまざまなことを学びます。

音楽理論

音楽理論とは、音楽の構造や手法を理論立てて説明するもので、とくに西洋音楽の基礎的な理論をまとめたものは音楽通論とよばれます。

とくにクラシック音楽は今まで受け継がれてきたルールに則って演奏する必要があるため、理論を体系的に勉強することは必須です。

音楽を構成する音のしくみを勉強することで、作曲だけでなく編曲や楽器演奏などさまざまな音楽活動に役立たせることができます。

楽器の演奏方法

作曲はパソコン上でもすることができますが、和音の出る楽器(ギターかピアノまたはキーボード)が演奏できれば、さらに作曲をする上で役に立ちます。

学校での学びの違い

音楽大学や短大で学ぶ内容は「学問」「研究」の部分が非常に強く、専門学校での勉強は実践的で技術面の学びが中心になることが多いです。

ロックやポップスなどのポピュラー音楽の作曲を目指す人には専門学校が向いているといえますが、音楽理論が重視されるクラシックや古典音楽の作曲を目指す人には、大学などでの学びが必要だといえるでしょう。

音楽関係以外の学び

作曲のための技術

近年ではDTM(デスクトップミュージック)などのコンピュータソフトを使って作曲することが一般的です。

いくら楽器が弾けても、実際にデモテープをつくる際にはパソコンや音楽ソフトを利用することが多いため、コンピュータに関する技術を学んでおくのも大切です。

作曲のためのセンス

音楽的なセンスは一朝一夕で身につくものではありません。

もともと音楽に関して天才的なセンスを持つ人もいますが、こうしたセンスは勉強をするうちに養っていくことが可能です。

さまざまな音楽を聴いたり勉強したりするだけでなく、音楽以外の芸術に触れることも大切です。

映画やミュージカル、ドラマやゲームにも音楽は多く使われていますし、一見音楽とは全く関係のない絵画や陶芸などに触れることで目や耳が養われることもあります。

作曲はその人の内面や人柄が大きく影響することもあるため、常に音楽の勉強を続ける姿勢を忘れないことが大切です。

言葉に関する知識

ポピュラー音楽を作曲する場合は、自分が作った曲に詩が乗ることを考えなくてはなりません。

作曲をする上ではあらかじめおおまかなイメージが渡されますが、これにどんな詩がつけられるのか?どういうメロディーなら歌いやすいか?などを考えて作曲する必要があります。

また作詞作曲を一人で行う場合は、言葉のアクセントやイントネーションに合わせて詩をつけなくてはならないため、言葉に関する知識は必須です。

作曲しかしないからといって音楽だけに興味を持つのではなく、普段から言葉に関心を持つことが求められます。