ラーメン屋店長の年収はいくら? 給料についてくわしく解説
どれだけ売上が出るかによって決まる
ラーメン屋店長の給料は、人によって大きく異なります。
それというのも、ラーメン店は個人が独立開業して店を営んでいる例がほとんどであり、一般的な会社員のように、毎月決まったお金が会社から給料として支払われるということがほとんどないからです。
そのため、店が繁盛して売上が大きくなれば年収1000万円以上を得ることも夢ではありませんし、もし思うようにお客さまが集まらなければ年収200万円程度、場合によっては赤字になってしまう可能性もあります。
なお、ラーメン店を開業した場合、売上がそのまま自分の収入になるわけではないという点には注意が必要です。
店を営業していくためには、それなりの経費がかかります。
たとえば家賃や水道光熱費をはじめ、ラーメン作りに不可欠となる材料を仕入れるための費用、さらにはアルバイトスタッフを雇うのであれば人件費、そして所得税などもかかってきます。
こうした諸々の経費を引いていくと、手元に残るのはほんのわずかということにもなりかねません。
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雇われて屋店長を務める場合
ラーメン店は、屋店長が経営者(オーナー)としての顔を持って個人で経営している店舗が多いですが、フランチャイズに加盟するなどして複数店舗を出店しているオーナーの場合、各店舗の責任者となる店長を別で採用している場合があります。
こうした、いわゆる「雇われ店長」の場合は、オーナー次第で給料が変わってくるようです。毎月固定給が出る場合もあれば、最低保証金額だけ設定し、それ以上は売上に応じて歩合で給料が決まるということもあります。
いずれにしても、ラーメン店は流行り廃りが激しく、時期や日によって売上額にも波が出やすい商売です。
成功すれば大きな収入を得られる可能性がありますが、安定した給料が得られるとは限らないため、そうしたリスクを背負って生きていく覚悟が必要だといえるでしょう。