有名な音楽プロデューサー
国内の有名音楽プロデューサー
秋元 康
AKB48グループや坂道シリーズの総合プロデューサーで、ほぼ全ての楽曲で作詞をするなど、作詞家としても有名です。
美空ひばりの「川の流れのように」をはじめ、様々な歌手の作詞を担当し、そのうち100曲を超える作品がチャート1位となっています。
高校時代から放送作家として頭角を現し、『ザ・ベストテン』『オールナイトフジ』『とんねるずのみなさんのおかげです』など数々の番組構成を手掛けています。
プロデューサーとしては、1985年から女性アイドルグループ「おニャン子クラブ」の楽曲を手掛け、メンバーを次々とソロデビューさせています。
そのほかにもテレビ・映画プロデューサー、脚本家、映画監督、タレントとしての顔ももつなど、多岐にわたって活躍中です。
亀田 誠治
亀田誠治氏は、早稲田大学卒業後、1989年よりハーフトーンミュージックに在籍し、アレンジャーとして活動を始めます。
1999年、アレンジで参加した椎名林檎のアルバムが2作連続してミリオンセラーとなったことで音楽業界に名前が知られるようになります。
その後、スピッツ、平井堅、スガシカオ、星野 源、JUJU、いきものがかり、木村カエラなどJ-POPシーンのさまざまなアーティストのプロデュースを担当し、2007年第49回、2015年第57回日本レコード大賞、編曲賞を受賞しています。
2004年に椎名林檎らと東京事変を結成、2005年からはap bank fesにbank bandのメンバーとして参加するなど、ベーシストとしても活躍中です。
2019年には、自身が実行委員長を務めるフリーイベント「日比谷音楽祭」が開催され、2日間で約10万人を動員するなど、日本の音楽業界に大きな影響力をもつ音楽プロデューサーの一人です。
前山田 健一/ヒャダイン
前山田健一氏は「ももいろクローバーZ」のデビュー曲を手がけ、彼女たちを世に送り出した音楽プロデューサーとして知られています。
京都大学を卒業後、2007年より事務所に所属し本格的に音楽活動を開始します。
前山田健一として、倖田來未×misono、東方神起などのヒット曲を手がける一方、ニコニコ動画などの動画投稿サイトに匿名の「ヒャダイン」名義で作品を発表し大きな話題を集めます。
以後J-POPやアイドルソング、アニメソングなどをはじめとする幅広いジャンルの楽曲を手がけるようになり、2009年には提供楽曲がオリコンチャートで連続1位を獲得するなど、作家としてもその名を轟かせます。
2010年5月には自身のブログにてヒャダイン=前山田健一であることをカミングアウトし、作家とアーティストをクロスオーバーさせた活動を始めます。
アイドルシーンの新たな担い手と注目される新世代のサウンドクリエイターです。
20代で正社員への就職・転職
海外の有名音楽プロデューサー
ジョージ・マーティン
ザ・ビートルズのほぼ全作品をプロデュースし、「ビートルズ5人目のメンバー」ともいわれるイギリスの音楽プロデューサーです。
それまでのポピュラー・ミュージックの歴史を覆す「ビートルズサウンド」をメンバーとともに作り上げ、当初イギリスの無名バンドに過ぎなかったビートルズを世界中で愛される存在に押し上げた立役者です。
1950年にEMIへ入社し、アビー・ロード・スタジオで数々のアーティストのレコーディングに携わります。
1962年にビートルズを見出したことによりプロデューサーとして大成功を収め、その後もジェフ・ベック、チープ・トリック、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョンなどのプロデュースを手がけます。
50年以上にわたる音楽界のキャリアで700枚以上のレコードを制作し、1996年には音楽業界とポップ・カルチャーへの功績が認められ、音楽プロデューサーとしては初めてイングランド国王よりナイトの勲位を授与されました。
リック・ルービン
MTVにして「過去20年間で最も重要なプロデューサー」と言わしめた、アメリカの音楽プロデューサー、レコードレーベル経営者です。
ニューヨーク大学在学中の1984年にレコードレーベル「デフ・ジャム・レコーディングス」を設立し、1986年にはランD.M.C.とエアロスミスによるコラボレーション『Walk This Way』を大ヒットさせ、ヒップホップとロックの融合に成功します。
LL・クール・J、ビースティ・ボーイズ、パブリック・エネミーらをプロデュースし、ヒップホップというアングラなカルチャーをメジャーシーンに押し上げた功績が評価されています。
ほかにもレッド・ホット・チリ・ペッパーズ、スレイヤー、メタリカ、レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンといったロックバンドから、ジョニー・キャッシュやアデルなどのシンガーソングライターまで幅広いジャンルで数多くのアーティストのプロデュースを手掛けています。
タイム誌では「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれ、アメリカ音楽業界において「伝説のプロデューサー」ともいわれる重鎮音楽プロデューサーです。
マックス・マーティン
アメリカで最も権威のある音楽チャートとして有名なビルボードにおいて、数多くの作品で全米1位を獲得し、「今世紀最大のヒットメーカー」と評されるスウェーデン出身の音楽プロデューサー、ソングライターです。
旬のサウンドを巧みに取り入れたサウンド作りと天才的なポップセンスで、1990年代から様々なアーティストの楽曲に携わり、成功へと導きました。
とくに共同作曲した「バックストリート・ボーイズ」のデビューアルバムは、1000万枚を越えるスーパーヒットを打ち出しました。
そのほかにも、ブリトニー・スピアーズ、セリーヌ・ディオン、テイラー・スウィフト、アヴリル・ラヴィーン、マルーン5、ケイティ・ぺリー、レディー・ガガなど多くのアーティストのソングライター、プロデューサーとして活躍しています。
数々の功績からASCAP(米国作曲家作詞家出版者協会)から「ソングライター・オブ・ザ・イヤー賞」を6度受賞、第57回グラミー賞では「年間最優秀プロデューサー」を獲得しています。
20年以上にわたり第一線で活躍し続けている「世界一の音楽プロデューサー」です。