健康運動指導士に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

健康運動指導士に向いている性格・適性

向上心のある人

健康運動指導士は医学的な基礎知識を生かしながら、その人に合った運動プログラムを作り、運動による健康づくりに取り組んでいきます。

そのため、身体の構造や健康、運動といったことに対する深い興味を持ち、それを突き詰めていけるような人が向いているといえます。

この仕事は、資格を取るまでも勉強すべきことがとても多いのが特徴ですが、仕事をしてからも引き続き専門知識を深める必要があります。

健康づくりのための運動指導の専門家として常に向上心を持って働くことが大切です。

明るく元気な人

健康運動指導士が接する相手は、さまざまな心身の問題を抱えています。

しかし、どのような人も運動によって健康になりたいと考えるのは同じです。

相手の心身の状態を正しく把握したうえで、思いやりの気持ちを持って、丁寧に接することができる人に向いている仕事です。

どのようなときも明るく、元気でいる人、いるだけで周りの人を元気にしてしまうような人であれば、この仕事にはとても向いているといえます。

また、最近は病院や老人福祉施設、介護保険施設で活躍する人が増えており、そのような場では高齢者と接する機会が多くなります。

動きが遅かったり、耳が遠かったりする方に対しても、根気よく向き合えるような人であることが望ましいです。

健康運動指導士になるには? 必要な資格は?

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健康運動指導士に必要なスキル・能力

チームワーク

健康運動指導士は、医師看護師、あるいは理学療法士作業療法士など、さまざまな保険医療関係者と連携をとりながら仕事に臨みます。

一緒に働く仲間は、一人ひとりがプロフェッショナル。相手を尊敬しながら上手にコミュニケーションをとり、チームとして物事に取り組んでいく姿勢が欠かせません。

異なる立場の人と一緒に、目標に向かって一致団結していくのが好き、チームワークが得意という人であれば、この仕事に向いているといえます。

指導力

健康運動指導士は、実際に指導現場に出て利用者と接する機会も多いです。

いろんな人に何かを教えたりアドバイスしたりすることも多いため、指導力がある人に向いています。

また、思うように体が動かせなかったり、なかなか運動プログラム通りに運動をしてくれなかったりする人に対しても根気強く説明をして、アドバイスをし続けることが大切です。

利用者を指導するうえでは、一人ひとりの事情をくみ取り、相手を思いやりながら適切な言葉がけをすることも重要です。

健康運動指導士に向いていないのはどんな人?

健康運動指導士は、体を動かすことが得意でなければできないと考える人も多いでしょう。

もちろん、もともと運動が好きだったりスポーツに興味があったりする人には向いていますが、特別運動が得意でなければできないという仕事ではありません。

プログラムに基づいた運動内容を実践していくためには、自らがお手本となる機会も多くあります。

ただし、たいていの運動はだれでも実践できるように作られており、さほど難しくないものばかりで、ある程度の運動能力があれば、だれにでもできる仕事です。