アイドルになるきっかけ・理由
子どもの頃からの夢を実現
子どもの頃にテレビで見た、綺麗なドレスを着てスポットライトを浴びて、歌って踊る可愛い女性アイドルたち。
あるいは流行のファッションに身を包んでカッコいいパフォーマンスを披露する男性アイドルたち。
そんなアイドルの姿に憧れて「自分もあのステージに立ちたい!」と夢見るようになる。
これがアイドルを目指すうえで一番多いきっかけでしょう。
ほかにも、「歌手になりたい」「ステージでダンスをしたい」「いつかは女優になりたい」という理由から、芸能界に入るためのきっかけとして目指す人も多いようです。
今も昔も、アイドルは子どもたちにとって憧れの職業であることに変わりはありません。
20代で正社員への就職・転職
家族や友人が勝手に応募
アイドルになるきっかけとして意外にも多いのが、本人の知らない間に家族や友人の推薦で芸能事務所やオーディションに履歴書を送られているケースです。
たとえば、雑誌「二コラ」のモデルからデビューし、今やアイドルとしてだけではなく、女優としても人気のある川口春奈さん。
彼女の場合は、友達がオーディションに履歴書を送ったのが芸能界入りのきっかけだそうです。
ほかにも、元「SMAP」の木村拓哉さん、稲垣吾郎さん、香取慎吾さんや「Kinki kids」など、ジャニーズ事務所は家族や親せきが事務所に履歴書を送る例が多いようです。
子役から活躍しているアイドルなどは、両親がさまざまなオーディションに応募したという場合が大半を占めています。
スカウト
路上やショッピングセンターなどでスカウトされるケースも、芸能界入りのきっかけや理由としては非常に多いものです。
休みの日に原宿を友達と歩いていてスカウトされた人もいれば、東京に修学旅行に来ているときにスカウトされることもあります。
食事中のレストランや電車の移動中にスカウトされる人もいて、スカウトされる場所や時間はさまざまなのです。
スカウトする側も、芸能事務所の人材発掘担当いわゆるスカウトマンから、現場担当のマネージャー、フリーのカメラマンまでいろいろな人たちがいます。
地域としては、芸能事務所が多い東京でスカウトされるケースが一番多いことは間違いありません。
ただし、「可愛い子がいる」「目立っている子がいる」という噂を聞いて地方までスカウトマンが遠征することもあります。
20代で正社員への就職・転職
友人に勧められる、誘われる
芸能事務所に所属している友人に誘われて事務所に入るという人もいます。
紹介されて入るほかにも、「ちょっと見学してみる?」と歌やダンス、演技のレッスンに誘われて、ついていったら楽しそうだったから応募したという人もいます。
友達が入っている事務所なので安心して入れる、身近に感じられる、なども理由のひとつでしょう。
ただし、必ずしも誘ってくれた友人と一緒にデビューできるというわけではありません。
芸能界は実力主義の厳しい世界です。
一緒にレッスンをしていてもオーディションではライバルになりますし、どちらか一人しかデビューできないということもあります。
友人同士でこの世界に入るのであれば、覚悟を持って飛び込むことが大切です。