秘書を目指す人におすすめの資格は?

秘書の資格はさまざま

秘書になるのに絶対に必要な資格はありません。

しかし、秘書は特別な能力や適性が求められる仕事であるため、秘書業務に関係する資格を持っていたほうが、就職や転職の際に有利になることは間違いありません。

現場では経験者を優遇するケースも多いため、未経験者であればなおさら資格の取得を目指すべきといえるでしょう。

秘書業務に関わる資格は複数ありますので、資格ごとの特徴や難易度をよく理解した上で、取得を目指すことが肝心です。

秘書検定

秘書の資格として最も有名なのは「秘書検定」です。

正式には「秘書技能検定試験」といい、財団法人実務技能検定協会認定、文部科学省後援の民間資格です。

難易度が高いほうから1級、準1級、2級、3級と分かれており、各レベルで秘書にとって必須のスキルである文書作成やファイリング、スケジュール管理、マナー・接遇などに関する知識を問う問題が出されます。

筆記試験がメインですが、1級と準1級では筆記試験の合格者に対して面接試験も行われます。

現役秘書がキャリアアップするために取得することもありますが、受験者の大部分は一般のビジネスパーソン、また2級や3級は就職を目指す高校生・専門学生・大学生の受験者です。

公益財団法人 実務技能検定協会 秘書検定

国際秘書(CBS)検定

外資系企業の秘書や、海外とのやりとりが多い企業で働く秘書を目指すのであれば、社団法人日本秘書協会の「国際秘書(CBS)検定試験」を受験するとよいでしょう。

また、専門性も難易度も極めて高い試験であるため、本検定の合格者はビジネスの現場において高評価が与えられるといわれています。

「日本語と英語両方に堪能であること」が求められるため、試験内容はオフィス実務のほか、ビジネス日本語やビジネス英語も出題されます。

プライマリー(一次試験)とファイナル(二次試験)に分かれており、一次合格者のみが二次に進め、二次試験では英文ビジネス文書に関する知識や応用も問われます。

一般社団法人 日本秘書協会 国際秘書(CBS)検定

ビジネスに関する資格

秘書検定を主催する財団法人実務技能検定協会では、ビジネスマナーに関する資格を多く認定しており、文書作成に関するスキルを問うビジネス文書検定をはじめ、ビジネス実務マナー検定・サービス接遇検定・ビジネス電話検定などさまざまな資格を認定しています。

秘書検定と合わせてこのような資格を取得していると、より知識やスキルをアピールすることができるといえるでしょう。

そのほか、日本情報処理検定協会が認定する文書デザイン検定・パソコンスピード認定試験など事務処理に関する資格や、日本商工会議所が認定する電子メール活用能力検定など、ビジネススキルに関する資格はさまざまあるため、自分が得意とする分野や仕事でよく使用するスキルなどを考えながら受験するとよいでしょう。

その他の資格

外資系企業などに勤める場合は、英語力をアピールするために英検やTOEICなどの英語に関する資格を取得する人も多いようです。

また、仕事で文書や文字を手描きすることが多い場合は、漢字の知識を示す日本漢字能力検定や硬筆、書道などの資格が生きることもあります。