ホールスタッフに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
3つの基本的な適性
ホールスタッフの募集でよく見かける「元気で明るく素直な人」という応募資格。
一見当たり障りのない決まり文句に見えますが、ここにはホールスタッフに必要な適性のすべてが表されています。
「元気」というのはつまり体力がある人です。ホールスタッフは立ち仕事ですし、昼夜シフト勤務の場合は生活リズムが乱れやすいでしょう。
そのような条件の中でもしっかり健康を維持し安定して勤務ができるのが、何より重要な適性です。
「明るい」というのは、他ホールスタッフと積極的にコミュニケーションをとり、チームワークができるという意味です。また、笑顔と適度なフレンドリーさで接客できるという適性にも繋がります。
「素直」というのは、指導してくれる他スタッフのアドバイスを聞き、進んで仕事に取り入れられる、という意味です。先輩にアドバイスをされていら立つようでは、ホールスタッフとしていい仕事はできません。
20代で正社員への就職・転職
プラスαであるといい能力
3つの基本的な適性に加えて、マルチタスクをこなせる要領の良さがあればなおよいでしょう。
たとえばあるテーブルでオーダーを取ってキッチンに向かう途中、他のお客さまから呼びとめられ、何かを頼まれることはよくあります。
この場合オーダーを優先するでしょうが、他のお客さまから頼まれたことを忘れずに実行しなければいけません。
これに関連して、記憶力が良い人もホールスタッフに向いています。どのテーブルごとの注文を覚えていれば、伝票やマシーンの履歴を都度確認する必要がないため、サーブできるスピードがアップします。
サーブする料理や飲み物に興味関心がある人
勤務先のメニューに興味がなくても、ホールスタッフの仕事をすることはできます。しかし提供物に無関心だと、長期間楽しんで仕事をすることは難しいでしょう。
食べる事自体が大好き、楽しいお酒の席が好き、将来的に飲食店経営者として独立したいなどの目的がある人は、常にモチベーションを高く持って仕事をすることができるでしょう。