フラワーコーディネーターに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

フラワーコーディネーターに向いている性格・適性

植物が大好き

フラワーコーデネーターに向いているのは、植物が大好きで愛している人です。

植物に関する幅広い知識が必要な仕事で、ひとつひとつの花が咲く時期や咲き方だけでなく、その花の歴史や花言葉を知っていなければ、冠婚葬祭の際に最適な花を選ぶことができません。

また長持ちさせるために茎や葉をどのように扱うのか、仕入れの際に何に注意すればよいのかというスキルを身につけることも大切です。

「美しい花のそばで働きたい」という気持ちだけでなく、「植物のことを何でも勉強したい」「植物に関するプロフェッショナルになりたい!」と思うくらい植物に対して深い愛情がある人に向いています。

細やかな気配りができる

フラワーコーディネーターに注文が入る「特別な花」が必要なシーンは、お祝い事であったりお葬式や法事など、「特別な日」であることが多いです。

お客さまのその1日にかける想いを丁寧に聞き出して、花へのイメージを共有することで、よりよい演出ができるようになります。

相手の気持ちを尊重し、細やかな気配りができる人の方が、活躍のチャンスが多くなるでしょう。

周りを大切にできる

周りを大切にできる人も、フラワーコーディネーターに向いています。

お客さまにおもてなしの心を持って接したり、一緒に働くスタッフを思いやってチームワークを発揮できることはもちろんですが、花木に対しても優しく愛情を持って接しなければいけません。

花木は生き物なので、乱暴に扱うとすぐに枯れてしまったり、イベントの本番でしぼんだりすることもあるのです。

細やかに丁寧に扱われた花たちは一生懸命咲き誇り、見た人や受け取った人に想いが伝わり、優しい気持ちにしてくれます。

フラワーコーディネーターになるには? 必要な資格はある?

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フラワーコーディネーターに必要なスキル・能力

優れたデザインセンスや色彩感覚

美しい花束やフラワーアレンジメントを作るためには、優れたデザインセンスが必要です。

お客さまの多くが「女性向けの柔らかい雰囲気のものを」「夏らしい元気なイメージで」「ピンクを基調にしてください」というように、大まかなイメージだけで注文をします。

そのイメージに合う形で、どの色の花をどんな風に組み合わせるかということに関しては、フラワーコーディネーターに託されることになるのです。

優れたセンスや色彩感覚を持っている人ならば、実力を思い切り発揮できるでしょう。

コミュニケーション力

花をお客さまのイメージ通りに仕上げるには、コミュニケーション力も欠かせません。

たとえば結婚式の場合、新郎新婦との打ち合わせの中で、当日の衣装や希望、予算をヒアリングしながらお二人にぴったりなイメージを膨らませ、計画を立てていきます。

高いコミュニケーション力があることで、お客さまからリクエストを引き出しやすくなり、制作時にも役立てられるでしょう。

体力がある

フラワーコーディネーターの仕事は、体力が必要な仕事です。

10キロ近くあるバケツを運んだり、大きな装花を配送したり、イベント会場にたくさんの花や植物、花瓶などを搬入するなど、華やかに見える裏側にはたくさんの重労働がともないます。

繁忙期には夜を徹して作業が必要になったり、イベント会場では短時間で装花を仕上げなければいけないな場合があったりと、体力とともに作業の速さも必要です。

フラワーコーディネーターに向いていないのはどんな人?

フラワーコーディネーターに向いていないのは、虫が苦手な人でしょう。

最近は殺虫・消毒された花木が多いものの、梅や桜など山から切り出して出荷されているものもあるため植物には虫がつきものです。

青虫やイモムシ、ナメクジ、シャクトリムシなどがついていることがありますので、苦手意識のある人は、花木に虫がつきものだということの心構えをしておくことが必要でしょう。

また体力に自信がない人は、せっかくフラワーコーディネーターの仕事を始めても、ついていくのに必死でつらく感じてしまうかもしれません。

今のうちから重い荷物が持てるように筋トレをしたり、長時間動いても疲れないように体力をつけておくことをおすすめします。