イベントコンパニオンの需要、現状と将来性

イベントコンパニオンの現状

イベントや展示会の全盛期といえばいわゆるバブルの時代で、当時はイベントコンパニオンの仕事は余るほどありましたが、現在はイベントコンパニオンの活躍の場はかなり狭められてきました。

イベント自体の数は減っていませんが、不況の煽りを受け、スポンサー企業の宣伝広告費が削減されています。

そのため、イメージ頼みになりがちな雑誌などの広告から、直接商品の購入につながるイベントへ宣伝方法がシフトしつつあります。

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イベントコンパニオンの需要

現在でも、大規模な展示会やマスコミが集まる新商品発表会にはイベントコンパニオンは欠かせない存在です。

ただし、イベントコンパニオンからキャンペーンスタッフへニーズが移行してきており、需要は確実に減っていく傾向にあります。

イベントコンパニオンを目指すのであれば、芸能プロダクションに所属し、モデルやレースクイーンなどの別な仕事とイベントコンパニオンを兼務していくことになるでしょう。

常にオーディションを受け続けることでコンスタントに仕事を獲得し、これらの花形職業だけで生活している人はたくさんいます。

イベントコンパニオンの将来性

企業の宣伝方法はイベントコンパニオンを多く使った華々しいものから、しっかり商品説明ができてギャランティーも比較的安いキャンペーンスタッフを使った、より実のあるものに変わってきています。

今後はキャンペーンスタッフとしてしっかりと商品やサービスを宣伝できたり、説明できたりする人の方が重宝されていくと考えられます。

こうした流れの中で、これまでのように容姿などの見た目よりも、コミュニケーション能力やプレゼンテーションスキルなどが求められるようになるでしょう。

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イベントコンパニオンの今後の活躍の場

イベントコンパニオンからナレーターコンパニオン、MCコンパニオンとしてキャリアアップすれば、30代後半でもこの業界で長く仕事を続けるチャンスがあるでしょう。

アナウンスのスキルを身に付ければ、結婚式やセレモニーなどの司会業や、アナウンサーやキャスターとして働く道もひらけます。

また、イベントコンパニオンとして働くうち、新卒ではなかなか入社するのが難しい一流のスポンサー企業に、中途採用で入社できるというチャンスもあります。

仕事ぶりや人柄が認められれば、大きなチャンスをつかむこともできるでしょう。

そのほか、人材派遣会社やイベント運営会社などに就職する際には、イベントコンパニオンとして現場に立っていたことはプラスの経験として認められます。

「営業」「接客」「プロモーション」などの業務を自分の経験として捉えれば、幅広い業界、業種で生かすことができるでしょう。