イベントコンパニオンに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
イベントコンパニオンに向いている性格・適性
人と接するのが好き
イベントコンパニオンは基本的にサービス業です。
ただ笑顔で立っていればいいというわけではなく、会場に来たお客さまに満足してもらえるような接客が求められます。
イベントによっては来場者の年齢や性別も異なるため、あらゆるタイプの人とコミュニケーションを取ることができなければなりません。
人と接するのが得意で、常に笑顔を絶やさない人ならこの仕事に向いているといえるでしょう。
好奇心旺盛
イベントコンパニオンが参加するイベントは、毎回内容が異なります。
食品やゲーム、車、家電などさまざまなイベントに駆り出されるため、そのイベントに合わせて商品やサービスなどについてさまざまな勉強をする必要があります。
イベントコンパニオンが求められるようなイベントや展示会では、最新の商品やサービスが発表されることも少なくないため、積極的に研修に参加したり、自ら情報を集めたりしなくては、お客さまを満足さえられません。
好奇心が旺盛で、毎回イベントに合わせて勉強しようとする姿勢がなければ、この仕事を続けるのは難しいでしょう。
20代で正社員への就職・転職
イベントコンパニオンに必要なスキル・能力
容姿端麗であること
イベントコンパニオンは、商品やサービスをより良く見せるためのイメージモデルのような存在です。
そのため、容姿端麗であることは必須条件だといえるでしょう。
求められる容姿については、時代とともに変遷してきています。
イベントや展示会の全盛期であったバブルの時代は、美形、高身長、スリムなモデル体型、ワンレンまたはソバージュのロングヘアーが絶対条件でした。
また、かつては個性を押し殺した画一的な容姿が求められていたため、ショートカットであるだけで「目立ちすぎる」とオーディションに落ちる人がたくさんいたのです。
一方、現代は個性が尊重され、展示会やイベントも多様化してきています。
ヘアスタイルが自由であることはもちろん、イベント内容によっては小柄やぽっちゃり体型のイベントコンパニオンが求められるケースもあります。
ただし、一般的にはモデル並みの容姿が求められることが多く、常にオーディションを突破し、イベントコンパニオンだけで生活するには体型や美しさをキープする努力が求められます。
体力
イベントコンパニオンはただ立っているだけで給料がもらえる楽な仕事と思われがちですが、意外に重労働であり、精神的負担も多い仕事だといえます。
勤務時間中はタイトなコスチュームとハイヒールの姿で、ほぼ立ちっぱなしです。
寒い時期に行われる屋外の仕事でも、薄着のコスチュームで笑顔をふりまかなければなりませんし、高いヒールを一日中履くことで足腰は非常に疲労します。
日頃からの体力づくりや体調管理も必要な職種だといえるでしょう。
イベントコンパニオンに向いていないのはどんな人?
イベントコンパニオンになるには、メンタル面が強いことも求められます。
来場者の注目を集める存在ゆえに、心無い言葉を掛けられたり、コンパニオン目当てのカメラマンに写真を撮られたりすることも少なくありません。
近年は撮られた写真がネットであっという間に拡散され、あらぬ噂を流されたり嫌がらせをされたりすることもあります。
そのためメンタルの強さがなければ、この仕事を続けるのは難しいでしょう。