プロ野球選手の1日のスケジュールは過酷? 休日・オフシーズンの過ごし方とは?
12月と1月がオフシーズンとなり、疲れをとるために多めに休むなど、スケジュールに合わせてメリハリのある過ごし方をします。
ここでは、プロ野球選手のスケジュールと休日の過ごし方を解説します。
プロ野球選手の1日の過ごし方
プロ野球選手は4月から10月くらいまでの7カ月ほどの間に、140試合以上を戦わなければいけません。
そのため、プロ野球の公式戦は基本的に月曜日を除いた週6日は開催されています。
1日のスケジュールは試合の開始時間によって異なりますが、平日は基本的にナイターゲームで18時のプレーボールです。
土日や祝日などには日中、13時や14時頃にプレーボールとなるデーゲームで行われる試合もあります。
ナイターであれば試合前の練習は14時頃から行われるため、午前中はゆっくりすることができます。
一方で、デーゲームの場合は午前9時~10時から試合前の練習が行われることになるため、朝が早いです。
ナイターゲームは試合終了が21時以降になることが多く、帰宅して就寝するのは日付が変わってからとなるのが普通です。
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試合日のプロ野球選手の1日
以下は18時試合開始のナイターの場合の1日のスケジュールです。
デーゲームの場合は4~5時間ほど前倒しとなります。
キャンプのプロ野球選手の1日
以下は2月1日から行われる春季キャンプでのプロ野球選手の1日のスケジュール例です。
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プロ野球選手の1週間の流れ
シーズン中は月曜日を除く週6日間、試合が行われるのが基本的なスケジュールです。
ペナントレースの半分はビジターでのゲームとなりますから、70試合以上は相手チームの本拠地に移動することになります。
そのため、試合のない月曜日が移動日となることが多く、シーズン中は完全なオフの日はほとんどない状況となります。
ただし、先発ローテーションの投手に関しては登板日が決まっていますから、登板のない場合は遠征には帯同しません。
逆に野手やリリーフ投手陣はほどんど毎日試合をすることになりますから、プロ野球選手には1年間を戦い抜く体力が必須です。
雨天順延の試合が多ければ10連戦以上の日程が組まれることもあり、とくにシーズン終盤にはかなりハードなスケジュールとなることもあります。
休日の過ごし方
プロ野球選手の休日は、シーズン中は非常に少ないです。
ホームでの試合が続く日程の場合は試合のない月曜日が休日となりますが、移動日となることも多いので丸一日休むことはできません。
シーズン中にまとまった休みとなるのは7月のオールスターゲームの行われる期間くらいで、オールスターに選ばれていない選手は4日ほどの休みがあります。
ペナントレースで上位3チームに入れば、その後もクライマックスシリーズ、日本シリーズと11月まで試合が続くことになりますから、ハードな日程です。
シーズン中は過密スケジュールであるため、プロ野球選手にとっての休日は、溜まった疲れをとって翌週の試合に備えるためのものです。
体のケアのためにマッサージなどを受けるなど、基本的には体を休めてリフレッシュする時間となります。
長いシーズンを戦わなければいけないプロ野球選手にとって、休日の過ごし方はとても重要なものです。
オフシーズンの過ごし方
ペナントレースが終わった後、2週間程度の休みを挟んで11月中に若手選手を中心とした秋季キャンプを行う球団が多いです。
プロ野球選手のチームとの契約期間は11月末までとなっているため、その後、12月と1月がオフシーズンとなります。
12月中は大半の選手が基本的には体を休めますが、人気選手はテレビ出演などの活動を行うこともあります。
年が明けると自主トレーニングを開始する選手が多く、とくに近年は始動時期が早まっている傾向があり、年明けには動き出す選手も多くいます。
自主トレーニングではコンディションを上げながら、前シーズンまでの課題の克服や肉体改造などに励みます。
2月1日に12球団がいっせいにキャプインとなるため、そこへ向けて徐々にエンジンをかけていきます。
プロ野球選手の1日のスケジュールのまとめ
プロ野球選手は、シーズン中は丸1日の休みがほぼ取れないほどスケジュールに追われます。
一方で、オフシーズンになるとまとまった休みを取ることができ、自身の体調やコンディションに合わせて調整をすることができます。