プロ野球選手に向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介

プロ野球選手に向いている性格・適性

毎年、プロ野球の世界には育成選手も含めて100人前後の選手が入団します。

しかし、そのうちで1軍で主力として活躍できるようになる選手は10人前後しかいません。

プロ野球選手に必要なことは、プロになってからもさらに努力できることです。

ドラフト指名されるのは全員がスカウトから野球の能力や才能を見込まれた選手たちですから、その中で生き残ろうと思えば、誰よりも熱心に練習に打ち込まなければなりません。

アマチュア時代は特別なことをしなくても優秀だった選手がほとんどで、そういった選手ばかりが集まるわけですからプロ野球の世界で成功するには人一倍の努力が不可欠です。

継続して努力できる性格や、そういった習慣が身に付いていることがプロ野球選手には求められます。

小学生や中学生の頃から、たとえば素振りやランニング、腕立て伏せや腹筋運動などを毎日行うなど、こつこつと努力をする習慣をつけておくことが大切です。

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プロ野球選手に必要なスキル・能力

自分の役割を知り、武器を磨く能力

アマチュア時代にホームランをたくさん打っていた選手でも、プロ野球選手になるとホームランをほとんど打てなくなることがあります。

また、アマチュア時代には直球で打ちとれた投手が、プロ野球に入るとなかなか直球では打ちとれなくなるケースもあります。

プロ野球選手にはプロの世界での自分の力を知り、チームにおける役割を理解した上でそのための武器を磨く能力が求められれます。

「ホームランが打てない」と落ち込んでいるのではなく、「では、プロではどんなバッターになればいいのか」と考えることが重要です。

野手であればたとえば足の速さを武器としたバッターになる、投手であれば緩急とコントロールを磨いて打たせて取るピッチングで勝負する、といった自分のスタイルを考えなければいけません。

自分の特徴をよく考え、オンリーワンの選手になれるように努力していくことが必要です。

対戦相手を分析して対策を練る能力

プロ野球では何度も同じピッチャー、バッターと繰り返し対戦します。

とくに同じリーグに所属していれば、対戦回数も多くなります。

野球選手にはそれぞれにプレーの特徴や傾向がありますから、相手の特徴や傾向を頭に入れることでピッチャーを打ち崩したり、バッターを抑える確率を高めることができます。

最近はデータとして各選手の傾向が詳しく分析されていますし、それを頭に入れた上で自分の感覚で相手の狙いを察知することも大切です。

いずれにしろ、対戦相手を研究してしっかりと対策を練る能力が求められます。

プロ野球選手に向いていないのはどんな人?

プロ野球は言うまでもなく、厳しい勝負の世界です。

ライバルとの競争に勝ち、トップ選手としてチームに欠かせない戦力になれば年俸数億円という国内のアスリートとしては最高レベルの待遇が用意されています。

しかし一方で、競争に敗れてしまえば入団時の年俸数百万円という待遇のまま引退となる選手も数多くいます。

待遇面では大きな夢のある世界である一方で安定は全くありませんから、安定を求める人には向いていないでしょう。

また、厳しい競争の中で常に上を目指し、自分を磨き続けることが求められる世界ですから、それができない人は成功を収められない可能性が高いです。