労働者派遣の営業は精神的につらい
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投稿者の仕事満足度
- 総合満足度
- 1.00
- 仕事内容
- 1.00
- やりがい
- 1.00
- 働きやすさ
- 1.00
- 給料・年収
- 1.00
- 休日・待遇
- 1.00
- 成長・将来性
- 1.00
- メッセージ
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まず、派遣の営業は、相当辛いです。
お客様には疎まれるし、派遣社員からは恨まれる。
特に、社員の人生のキャリアに関わって来る仕事なので、自身の知らないところで陰口を叩かれるのは当然あります。
感謝される事もありますが、あくまで次の派遣先を考慮して営業に嫌われないための社交辞令です。
営業マンは、自分の成績をあげないといけないので、業務内容とか、あまり重視していない事が多いです。
取れた仕事に、今いる技術者を、とにかく当てはめるだけ。
お客様と派遣社員の、それぞれのニーズにマッチする事なんて、ほとんどありません。
家電メーカーの筐体設計の仕事に、F1マシンの技術者を派遣したり、燃料電池自動車のパワートレインの設計の仕事に、ロケット工学の技術者を派遣したり、もうめちゃくちゃです。
お客さんと、技術者の双方をなだめて何とか契約にこぎ着ける。
ある程度、図々しい性格でないと、務まりません。
- 仕事内容
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仕事内容は、工業技術系の技術者派遣の営業です。
ほぼ飛び込み営業に近いため、お客様には相当迷惑をかけていたと思います。
アポイントの電話攻勢も業界では有名で、グループ会社全社がアポ電禁止になっていたお客様もありました。
勤務地は愛知県で機械、電気・電子、ソフトウェア系の技術者を欲している可能性のあるメーカーに営業をかけるのですが、どこもスキルの高い即戦力の経験者は欲していても、その割には支払って頂ける料金は低く、マッチングする確率はとても低かったです。
- やりがい
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地域的に、某世界的自動車メーカーが相手の仕事でした。
契約にこぎ着けた時は、喜びもひとしお。
しかし良いのは最初だけです。
技術者が病気になり、2時間かけてお見舞いに出向いたり。技術者の引っ越しの手伝いをしたり。
用意したアパートが気に食わないと技術者から呼び出されたりして対応したり。
契約が決まりそうになった直前に、自社の他営業所に横取りされた時は、やるせなさで憂鬱になりました。
もう少し続けていたら、もっと良いエピソードもあったかもしれませんが、辛くなって辞めてしまいました。
- つらいこと
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月イチ土曜日、本来休日の一日を使って営業会議がありました。
休日出勤手当無し、無休です。
給料出ない事よりも、とにかく上長にとんでもなく詰められるのが辛かった。
営業成績が悪い社員を、朝から晩まで1名ずつ順番にガン詰めするのです。
心が疲弊するので、これが原因で営業社員の退職率がとても高かったです。
自分もコレが原因で退職しました。
- 向いてる人
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人と会話する能力の高い人が向いています。社交的な人であれば、やっていけると思います。
あと、雑用、書類仕事がとても多いので、マメな人でないと続かないでしょう。
必死に作成した提案書がゴミになっても挫けない心も必要です。
- 給料・年収
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待遇。月収18万円+交通費。
ボーナスは2か月という条件の筈が、ほぼ守られる事は無く、1.5~1.7くらいでした。
交通費は給与とは別口で、ガソリン代の実費が支払われました。
保養所の割引もあったと思いますが、実際、そんなの使う暇とか無かったので、実質無いも同然だったかなと。
- 休日・待遇
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休日は週休二日制でした。しかしこの「二日」というのがクセモノ。
祭日のある週は土曜日が出社日でした。
営業回りをしないのに、無駄に事務所に出社して、営業目標の表を作成したりと、生産性の低い事をしていました。
- 恋愛・結婚
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営業所内では、技術者(男)と、事務員(女)の恋愛・結婚はありました。
待機社員と言って、派遣先が決まらない技術者は営業所に待機(何もしていない)のため、事務員と仲良くなる事があるようです。
営業マンは、派遣社員のためのアパート契約のため、不動産会社によく行くため、そちらの事務員と仲良くなる事がありました。