僧侶(住職・坊さん)の志望動機・面接

志望したきっかけを整理しよう

僧侶を志す人はみな仏の教えを信じているのが前提です。信仰心なしに僧侶を目指す人はいません。

ただ仏教との出会いは一人ひとり違うはずです。その自分だけにしか語りえないエピソードを振り返り、整理しておきましょう。

寺院に生まれ、幼い時から仏の教えに導かれてきた人もいれば、学生時代に触れた仏教文化に興味を持ったことから仏門を志した人もいるでしょう。

あるいは社会に出て職についた後、何気なく手に取った仏教関連の書籍から癒しを得たことが志望動機であるといったような人もいるかもしれません。

仏門に入るきっかけとなった仏教との出会いは、その後生涯にわたって続く修行生活の原点であるともいえます。つらい修行にくじけそうになったときにきっと心の支えとなるはずです。

また、僧侶の職についた後に講演等で人々に語る機会もあるでしょう。それがまた違う誰かが仏教と出会うきっかけになることもあるのです。

自分なりの理想像を整理しよう

現在、日本全国の僧侶の数はおよそ31万人ほどだといわれています。

仏の教えを信じ、厳しい修行に耐え、よりよい生き方を追求し、人々を導く存在であることは共通していますが、その信念や理想は千差万別です。31万通りの仏道の歩み方があるといえます。

僧侶を志す人は自分の理想とする僧侶像を固めておくべきでしょう。

それが修行の過程で変化していく可能性は十分にあります。しかしまず、志望する段階で思い描く僧侶としての生き方を語れるようにしておいて下さい。

自分の気持ちを整理していく中で、自分の気持ちの強さを確認することが大切です。

志望者を僧侶として受け入れる立場からすると、これから始まる厳しい修行に耐えられる人材であるかどうか、強い気持ちを持って仏道に励むことができる人材であるかどうかを一番見たいところです。

気持ちの強さ、深さを伝えられるようにしておきましょう。