仲居の一日
目次
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一日の流れ
変則勤務が主流
一組の客のお出迎えからお見送りまでを同一の仲居が担当するために、変則勤務でシフトが組まれる旅館が多くを占めます。
拘束時間が長いため、慣れるまでは苦労するかもしれませんが、仲居の多くは敷地内や隣接地にある寮から出勤しています。
通勤時間がほぼないことで身体的な負担が軽くなるように配慮されているのです。
休憩は取れる時に
客の動きに合わせて働くことになるため、決まった時間にまとまった休憩がとれるとは限りません。
チェックアウトまでの待機時間や夕食準備までの時間でタイミングをみて適宜食事などはとるようになります。
場合によっては十分にとれない日もあるのが現実です。
身支度に要する時間
仲居の服装は着物が主流であるため、着付けにはそれなりの時間がかかります。
特に慣れるまでは多くの時間を要したり、一人でやりきれなかったりするため、余裕を持って出勤する必要があるでしょう。
中には作務衣や洋装の旅館もありますが接客業であるため、身支度の時間を考えて出勤するのは着物と同様です。
また、寮や自宅の距離によっては身支度が済んだ状態で出勤することもあります。
打ち合わせでは全体把握も
出勤後の打ち合わせでは、まず自分が担当する客を確認。
どういった客なのか、使用する客室、避難経路等を十分に理解した上でチェックインに備えます。
この時、自分の担当以外の客も大まかに掴んでおくことが重要です。
担当以外の客も対応する機会がないわけではありません。
特に乳幼児や高齢者などサポートが必要な場合がある客は必ず把握しておくようにします。