漫画家の給料・年収

漫画家の給料の仕組み

漫画家の給料は、仕事量や実力、知名度などによって大きく変わってきます。

週刊連載をしている漫画家の場合、収入は「原稿料」が基本となります。原稿料は、だいたい1ページあたり数千円〜数万円になり、この額は漫画家と出版社の間で決められています。

原稿料は毎月入ってきますが、連載が打ち切られたら止まってしまうため、人気を継続させなくてはなりません。

もうひとつ、漫画家は「印税」でも収入を得ています。人気がある作品は単行本(コミック)化され、漫画家はその発行部数に応じた印税を得ることができるのです。

単行本の印税の場合、著者の取り分は8%〜10%程度といわれています。

さらに、その他の収入を得ることもできます。たとえば、漫画はアニメ化、映画化、ゲーム化されることがあり、こうなればその分の収入も入ってきます。

ただし、単行本化されるのも、アニメ化や映画化されるのも、あくまでも人気作品のみです。あまり売れなければ、週間連載で活躍する漫画家の収入は原稿料のみとなっていまいます。

そのため、漫画家の月収は、数万円程度から数千万円以上まで、相当な開きが出てきます。

収入は不安定になりがちですが、実力と人気さえあれば、普通の仕事ではあり得ないような収入を得ることも可能になってきます。

アシスタントは給料制

娯楽系の漫画雑誌の週刊連載の場合、漫画家はアシスタントを何人か雇って描いていることが大半です。

このアシスタントは完全に給料制で、時給や月給で報酬を得ることができます。

アシスタント歴が20年以上になるような人も、この世界にはざらにいて、そうした人の場合、自分のオリジナルの絵ではないにしても、漫画の世界で固定の給料を得ています。

何十年も生活しているわけですから、ある意味、漫画家の働き方のひとつのモデルといっていいかもしれません。

ネット収入を得る人も

これは最近になって登場した、ごくまれなケースですが、Webでの漫画連載で人気を集め、そのサイトやブログから発生するアフィリエイトなどの収入で、本業の原稿料の収入を上回ってしまう、という人もいます。

たとえば、『中国嫁日記』は、ブログから人気に火がついた漫画ですが、この漫画が連載されているブログでは、作者の方のツイッターのつぶやきによれば、原稿料を上回るアフィリエイト収入があるそうです。

こうした収入形態も、これから注目してもいいかもしれません。