Webプログラマーの就職、求人募集の状況

新卒の門戸は広い

Webプログラマーは、インターネットサービスの普及によって近年需要が急激に拡大している職種のひとつですが、人手がまだまだ足りていないといわれます。

そのため、Web開発を行う各企業では、人材確保のために学校でプログラミングやITを専門的に学んできていない人でも積極的に採用し、自社で育成していこうという動きも強まっているようです。

また、理系の仕事と思われがちですが、じつは文系出身者でもWebプログラマーになることはさほど難しくはありません。

強い意欲と向上心があれば、特別な勉強をしていなくてもWebプログラマーとして就職できるチャンスはあるといえるでしょう。

ただし、一部の企業では、大学や専門学校などでプログラミングなどを学んできた人を優先的に採用しているようです。

また、同じくらいのレベルの学生が二人いて、そのうち一人だけを採用することになった場合には、最終的には基礎的なスキルがすでに身についている学生を採用したいと考えることもあります。

実務にすんなり入るために、コンピュータ系の専門学校や大学の情報系学部で学び、就職を目指す人もいます。

また、人気企業や知名度のある企業は応募倍率がかなり高くなることもあるため、学生時代に何らかの形でプログラミングに触れているほうが有利になるでしょう。

Webプログラマーとしての求人は、新卒だけでなく第二新卒、また中途採用でもたくさん出ています。

第二新卒はすべての企業が行っているわけではないものの、企業としては可能性ある若者を採用できるチャンスになり、Webプログラマーの仕事は未経験でも就職しやすいでしょう。

中途採用の場合は圧倒的に即戦力になれる人材が有利になってきます。

経験やスキルがさほどない場合には、年齢はできるだけ若いほうが転職しやすいでしょう。