セールスドライバーに向いている人とは? 適性や必要な能力を紹介
セールスドライバーに向いている性格・適性
人と接することが好き
セールスドライバーは、ただ荷物を運ぶ仕事ではありません。
お客さまの元へ出向いて対応をするサービス業であり、個々のセールスドライバーに対する信頼が、自社の信頼につながるといっても過言ではありません。
お客さまに対してはつねに明るく、誠実な姿勢で向き合うことが求められます。
人が嫌いな人では務まらない仕事ですが、逆に、人と接することが好きな人であれば仕事を楽しむことができるでしょう。
落ち着いて冷静な仕事ができる人
セールスドライバーは、仕事の途中ではさまざまなトラブルに見舞われることもあります。
いくら一生懸命に働いていても、突然お客さまからクレームを受けてしまったり、業務量が多くて時間内にとても配達が終わらなかったりなど、余裕がない状況に追い込まれることもあります。
しかし、そこでパニックになってしまっては運転事故を起こしかねませんし、お客さまの前で笑顔になることも難しいでしょう。
いつでも冷静さを保ち、その場の状況をしっかりと見つめながら落ち着いて行動できるような人が、セールスドライバーには向いているといえます。
身体を動かすことが好き
セールスドライバーは常に身体を動かして働きます。
そのため、デスクワークのようにじっとしているよりは、身体を動かすことが好きな人のほうが向いている仕事だといえます。
また、重量のある荷物をたくさん運ばなくてはならない日もあるため、体力はあるに越したことはありません。
繁忙期には早朝から夜遅くまで長時間労働になることもありますが、集中力を保ち続けるためにも、心身ともに元気であることが求められます。
日々の健康管理がとても大事な仕事であるといえるでしょう。
20代で正社員への就職・転職
セールスドライバーに必要なスキル・能力
普通運転免許
セールスドライバーは、専門的な知識や高い学歴などが必要とされる仕事ではありませんが、唯一求められるのが普通自動車運転免許です。
たいていの場合、「免許取得から1年以上」であることが就職の応募資格となっています。
また、「AT限定は不可」としている企業もあるため注意が必要です。
業務に必要な知識や運転技術などは、入社後に研修を受けて身につけることができるため、普通運転免許さえあれば、仕事をスタートすることは可能です。
なお、ここでいう運転技術というのは、トラックをしっかりと乗りこなす能力というだけでなく、いかなる状況であっても安全に、落ち着いた運転ができるということも含まれます。
安全第一で運転することは、この仕事をするうえで絶対に忘れてはならないことです。
中型免許があると優遇されることも
基本的にセールスドライバーは普通免許さえあれば就職することができますが、なかには中型免許を持っていることを条件とする求人もあります。
また、必須条件ではなくても中型免許の所持者は優遇される場合があります。
中型免許を持っていれば、就職先の選択肢を広げることができるでしょう。
セールスドライバーに向いていないのはどんな人?
対人関係を上手に築く力がなければ、この仕事で活躍するのは難しいかもしれません。
お客さまと接することの多いセールスドライバーはサービス業の要素も強く、お客さまから信頼を得ることは非常に重要です。
また、配達や集荷のみならず、新規のお客さまの開拓をすることが求められることもあるため、営業力を身につけていくことで、より成果を上げやすくなるでしょう。
人と接することが好きで、相手のニーズを的確にくみ取ったり、考えていることをわかりやすく伝える力を持っていたりすることは、セールスドライバーとして働くうえでも役立ちます。