セールスドライバーの1日のスケジュール・生活スタイル

セールスドライバーの業務スケジュール

セールスドライバーの勤務・労働時間

セールスドライバーの勤務時間は企業や職場によって異なりますが、年間労働時間が決められており、その時間内で勤務時間が設定されるのが一般的です。

フルで勤務をする日は、朝7時頃から21時くらいまでの勤務時間となっており、労働時間はだいぶ長くなります。

たいていはシフト制となっており、日によっては早めに上がったり午後から出勤したりする日もあります。

平均すると、1日に12時間程度の労働時間になることが多いようですが、担当するエリアや勤務する地域によって勤務体制が異なるのが、セールスドライバーの勤務時間の特徴といえます。

セールスドライバーの休日

荷物の配送は年中無休の仕事であるため、セールスドライバーは週末が必ず休みというわけではありません。

営業所に所属しているセールスドライバーが交代で休日をとることになり、月に9日~11日程度の休みが一般的です。

ゴールデンウィーク、お盆、年末年始などの世間が長期休暇をとる時期にも働かなくてはならないところは、この仕事の大変な点だといえるでしょう。

企業によっては、1年のうちに1週間程度の連続休暇がとれるような制度を設けているところもあります。

セールスドライバーの残業時間

セールスドライバーの仕事の特徴は、日や時期によって業務量に差が出やすいというところです。

お中元やお歳暮の時期は荷物の数が多くなり、どうしても残業時間が増える傾向にあります。

あまりに荷物が多いと、22時や23時になっても配達をしなくてはならないこともあるようです。

過酷な仕事といわれることもありますが、近年、セールスドライバーのサービス残業がニュースなどで取り上げられることもあり、少しずつ労働環境は改善の兆しがあります。

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あるセールスドライバーの1日

6:30 出社
出社するとすぐ、営業所に到着した荷物をトラックへ積み込みます。
8:00 配達へ
荷物を載せたトラックで配達へ出発します。
午前中は配達業務を中心に行います。
顔なじみのお客さまとは会話がはずむことも少なくありません。
12:30 営業所へ
午前中の配達が終わると、一度営業所へ戻ります。
午後便の荷物が到着していたら、それをトラックに積み込みます。
13:00 休憩
休憩をかねて昼食をとります。
忙しい日は運転をしながら手早く済ませることもあります。
14:30 集荷業務
午後は集荷業務が中心です。
すでに取引のある企業や取次店、また個人のお客さまからの依頼を受けて集荷に出向きます。
16:00 営業活動
お客さまのニーズを引き出して、新規取引につなげるための営業活動を行うことも大事な仕事の一部です。
17:00 再配達
夕方以降は、日中に出かけていて帰宅したお客さまからの再配達依頼の数が増えるため、随時対応していきます。
19:00 営業所へ戻る
帰社したら、集荷した荷物を降ろします。
20:00 事務処理
夜間スタッフに引継ぎなどを行います。
21:00 帰宅
日によっては夜間当番があり、22時~23時頃まで働くこともあります。