プロレスラーのセカンドキャリア・引退後の生活

プロレスラーの引退理由

プロレスの試合やトレーニングは肉体的にきつく、普段から怪我が多いです。

ヒジやヒザ、足首などの関節、首や腰などが慢性的に痛んだり、手足がしびれるという症状に悩まされる人もおり、肉体面や体力面で限界を迎えれば引退します。

しかし、プロレス界では一度引退しながら現役のレスラーとしてリングに復帰する人も少なくありません。

「リングが恋しくなった」、「ファンの要望に応えて」、「故障から回復した」など復帰の理由はさまざまです。

プロレスファンのなかには、「プロレスで『引退』は『休養』と同じ意味」ととらえている人もいます。

一方では一度も引退することなく40代、50代になっても現役としてリングに上がり続けるプロレスラーもいます。

プロレス界に一時代を築いたジャイアント馬場は、60歳までリングに上がり続けました。

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プロレスラーの引退年齢

40代、50代になってもリングに上がれるのは一部の人気プロレスラーだけで、平均的な引退年齢は男子の場合は42歳前後です。

30代の半ばになると体力的にきつくなり、思い通りの動きができなくなったからと引退を決意するレスラーが出はじめます。

そして、40歳をすぎると現役を退く人が一気に増えていきます。

女子プロレスラーの場合は、かつては25歳が引退年齢といわれていました。

しかし、デビル雅美やジャガー横田、ブル中野といった人気女子レスラーが25歳を過ぎても現役でリングに上がり続けたこともあり、今では女子レスラーの引退年齢も本人次第となっています。

とはいっても、女子プロレスラーは20代のうちに引退する人がほとんどです。

プロレスラーのセカンドキャリア

プロレス界に残る人、去っていく人

プロレスラーの引退後の生活はさまざまです。

引退後もプロレスに関わる人も多く、プロレス団体のスタッフや新人の育成係になったり、興行に関わったり、プロレスラーの養成所を設立したりと裏方としてプロレス界を支えています。

一方ではまったく別の職種を選ぶ人もおり、若くして引退した人であればサラリーマンとして一般職に転職する人もいます。

ビルの管理会社に勤めたり、バイクの整備士やとび職などの職人になるなど、まったく違った人生を歩む人も珍しくありません。

飲食関係の仕事に就く人も多い

意外に多いのが、飲食関係の仕事に就く人です。

プロレス団体の練習生になると、道場で仲間や先輩の料理を大量に作るため、料理の腕を上げる人が多いためです。

年収の多い人気レスラーであれば、現役時代から飲食店を経営している人もいます。

引退後にラーメン店や居酒屋、料理店などで修行をしてから自分の店を出す人もいますし、料理人として雇われる人もいます。

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プロレスラーが引退前に準備しておくことは

プロレスラーは引退年齢が平均で40代前半と若く、その一方で40代は転職するにはなかなか難しい年代でもあります。

そのため、現役時代から引退後のことを考えて準備している人が多いです。

誰もが知る人気プロレスラーとなれる人は一握りしかおらず、トップレスラーとなったとしても40歳前後で引退となりますから、セカンドキャリアは無視できません。

引退後の第二の人生を見据え、現役時代から勉強をしたり資金を溜めたりと、できる限りセカンドキャリアの準備をしておくことが望ましいです。