パソコンインストラクターの年収はいくら? 給料についてくわしく解説
パソコンインストラクターの平均年収・給料の統計データ
パソコンインストラクターの平均年収・月収・ボーナス
正社員として働くパソコンインストラクターの平均年収は、300万円~400万円程度がボリュームゾーンとされています。
ただし、この仕事では経験や能力に応じて給料が変動しやすいため、ベテランのインストラクターになれば年収500万円以上を稼いでいる人もいます。
求人サービス各社の統計データ
職業・出典 | 平均年収 | 年収詳細 |
パソコンインストラクター (Indeed) |
326万円 | 時給 1,294円 |
日給 1.1万円 | ||
月給 22.4万円 | ||
パソコンインストラクター (給料バンク) |
310万円~405万円 | 20代の給料:20万円 |
30代の給料:25万円 | ||
40代の給料:30万円 | ||
初任給:18万円 |
上記のデータから、パソコンインストラクターの年収は300~400万円の間であることがわかります。
パソコンインストラクターの手取りの平均月収・年収・ボーナスは
パソコンインストラクターの年収を350万円と仮定すると、月収は29万円で、実際の手取りは24~25万円ほどです。
仮にボーナスを2ヶ月分とすると、月収は25万円、ボーナスは50万円ほどとなり、月の手取りは20万円、ボーナスは40万円ほどとなるでしょう。
日本人の平均年収が420万円と言われていることから考えると、若干低めといえるでしょう。
パソコンインストラクターの初任給はどれくらい?
パソコンインストラクターの初任給は16~18万円ほどとなるのが一般的です。
最初は先輩インストラクターのアシスタント業務や、いちインストラクターとして講義を持つところからスタートすることになるでしょう。
その後、経験を積み、マネジメントなども覚えて教室長になると基本給がアップし、さらに役職手当もつくなどして、収入はさらに上がるでしょう。
パソコンインストラクターの福利厚生の特徴は?
パソコンインストラクターとして働く場合、一般的な福利厚生のほかに、資格手当がもらえることもあります。
パソコンに関する各種資格を取得していれば、若干給料が上がることは珍しくありません。
また、仕事で必要な資格取得に関する費用は企業が負担してくれることもあります。
20代で正社員への就職・転職
パソコンインストラクターの給料・年収の特徴
地域によって給料に差が
パソコン教室は全国にありますが、地域によってインストラクターの給料には差があります。
都心部など受講者が多い地域では比較的高めに設定されていますが、地方では受講者が少なく、経営が厳しいというところも見られます。
資格を取得したり、勤続したりしても給料が頭打ちというところも多いため、就職の際にはしっかりと調べておく必要があるでしょう。
役職がつくと給料アップ
勤務先や企業により異なりますが、パソコンインストラクターをまとめるマネージャーやリーダーとしての役職に就くと、給料がアップされることが多いです。
しかし、その分集客のノルマが課せられたり、営業や庶務、経理等についても行わなくてはならず、本来のインストラクターとしての仕事以外の業務が増えてしまうこともあります。
パソコンインストラクターの正社員以外の給料・年収
アルバイト
パソコンインストラクターは、パート・アルバイトとして働く人も大勢います。
パート・アルバイトの給料はたいてい時給制となりますが、その額は経験やスキルによって設定されるのが一般的です。
スタート時点では900円~1,000円程度で、レベルアップするごとに少しずつ時給が上がることが多いようです。
またスクールによっては、数ヵ月程度の研修期間が設けられており、通常時よりも多少低めの時給設定となることがあります。
フリーランス
パソコンインストラクターとしてスクールに勤務するのではなく、フリーランスとして活動していく場合、収入は個々のスキルや仕事量に応じて大きく変動します。
パソコンの基本操作から専門的なソフトの指導まで問題なくでき、指導経験も豊富なインストラクターになると、高単価で、たくさんの案件を請け負うこともできるでしょう。
一方、独立して日が浅く、実績がそこまでない場合には、あまり単価は高くない仕事でも量をこなして何とか生活しているような人もいます。
フリーランスの場合、どのような種類の仕事をするかや経験・能力によって、収入にはかなり違いが出てくるものと考えられます。
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パソコンインストラクターが収入を上げるためには?
収入を上げるためには、技術やスキルを高めてフリーランスとなる道が考えられます。
パソコンインストラクターとして、いち教室の講師でいるうちは収入を上げるのは難しい部分があります。
そのため、教室に来る受講生だけでなく、多くの企業や学校などをクライアントとする必要があります。
近年では、従業員のスキルアップや学生の格取得のために指導を行うパソコンインストラクターも増えてきています。
企業や学校からも信頼されるような高いレベルのパソコンインストラクターになれば、収入もよりアップしていくでしょう。