パソコンインストラクターの仕事とは? わかりやすく仕事内容を紹介

パソコンインストラクターの仕事とは

パソコンインストラクターは、パソコンの操作方法や、専門的な各種ソフトの使い方を指導する仕事です。

パソコンについては、OSの基本的な動作や便利なショートカット、メール機能の設定・使用方法、インターネット閲覧の仕方などを教えます。

受講者のレベルを考慮しながら教えることで、受講者が最終的にひとりでパソコンやソフトを使いこなせるように手助けをします。

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パソコンインストラクターの業務の内容

パソコンの基礎・応用

パソコンを扱うのが初めてという人のために、電源の入れ方など基礎的な扱いを指導します。

基礎を覚えた人には、インターネットの扱い方やWord、Excelなどの簡単なソフトの扱い方やSNSの楽しみ方などを教えます。

高度な内容になると、パソコン本体のハードウェアに関わる指導をすることもあります。

趣味・教養

画像やイラストの作成、年賀状やホームページの作成など、趣味や教養に関するソフトの扱い方を教えます。

専門的なソフトの使い方を教える場合は、Office系ソフトをはじめ、「Illustrator」「Photoshop」「Indesign」といったグラフィック・デザイン系ソフトなどの使用方法を教えていきます。

資格取得

Word、Excel、PowerPointをはじめとした各種資格取得のための指導をします。

スマートフォン・タブレットの操作

パソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットの扱い方を指導する教室もあります。

教室の運営

パソコン教室を運営するために必要な仕事です。

専門スタッフがいる場合もありますが、たいていはインストラクター自身も営業や事務作業を行います。

パソコンインストラクターの役割

パソコンインストラクターにとって大事なことは、パソコン操作を覚えたいと考えている受講者の立場や気持ちを理解し、わかりやすく指導をすることです。

自分自身がパソコンをスムーズに扱えるだけの知識・スキルを備えていることは大前提ですが、パソコンインストラクターは一人の「先生」として、より良い指導方法を追求していく気持ちが不可欠です。

パソコンを習う人は主婦や高齢者なども多く、あまりパソコンのことを知らない人も少なくありません。

どうすれば受講者がわかりやすく、楽しく学んでいけるのかを考えていくことが重要です。

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パソコンインストラクターの勤務先の種類

パソコンインストラクターのおもな活躍の場は、民間のパソコンスクールやパソコン教室です。

このほか、大学やコンピュータ系の専門学校で、情報関連講座や資格対策講座の講師を務めるケースもあります。

さらに、フリーランスとなって自身の自宅で講座を開いたり、受講者の自宅で出張レッスンをしたり、自治体の市民講座などで高齢者などにパソコンの扱い方を教える人もいます。

また最近では、さまざまな企業などでITの導入が進んでいることから、企業へ出張してパソコンの操作方法などを指導する需要も増えてきています。

パソコンインストラクターの仕事の流れ

説明会・カウンセリング

パソコンインストラクターとして、いきなり受講者に対し指導をすることはまずありません。

はじめに教室の説明会を行ったり、カウンセリングを行ったりして、ひとりひとりの要望に合わせた指導方法や指導レベルを検討します。

なかには体験入学や見学会を行っているパソコン教室もあります。

指導開始

パソコン教室には、マンツーマンで指導をするところと、レベルや目的別に分かれ数人単位で指導するところがあります。

どちらの場合も、受講者の気持ちになってていねいに指導をすることが大切です。

振り返り・反省

指導の方法は適切であったか、しっかりと内容を理解してもらえたかなどを振り返ります。

うまくいかなかった場合は、次の指導に生かしたり、次回フォローをしたりします。